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毎日のくらしで見つけたもの 

2008年5月よりスタート。 3人の子育てをしながら日々感じること、母の生活日記です。 過去のブログ「いきものいっぱい」2006年9月~2008年5月はリンクしています。 halのブックレビュー 「一冊の本から旅の世界へ」も更新中です。

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神仏混合の心あらわれる日

今日は午前中はYの大学の入学式、午後はジャッキーの高校の入学式でした。
ダブル入学式です。
大学の入学式は、母が一緒に行くのもどうかなと思いましたが、
せっかく入学式が重なったので、参列することにしました。
Yの大学に一緒に行くのも、これが最初で最後かなと思いながら。
母は、小さく隠れていようと思っていたのですが、
いまどきの大学の入学式は、保護者であふれていました。
すでに行きの電車の中から、大学の入学式に出席するとおぼしき母娘をたくさん見かけました。
な~んだ!今はみんな一緒なんだ。安心しました。
大学の構内は、娘と同じような恰好をした若いママ達や着物姿のお母様でいっぱい。
ちらほらお父さんの姿もありました。
そして小さな妹まで一緒に、お兄ちゃんの入学式についてきましたという家族もありました。
入学式場の体育館の入口で、学生席と保護者席の入口が別になっていました。
ここでYとお別れしました。
Yは午後から、ガイダンスがあります。
式終了後も連絡をとりあって一緒に過ごしている母娘もたくさんいました。
もしかして、いまどきはガイダンスまで同席しちゃう親もいるんでしょうか?
IMG_0853.jpgYの入学式終了後、ひとりで修道院を訪ねました。
シスターと会って、おしゃべりしました。
修道院のお庭の散歩が、ことのほか楽しかったです。
今年は寒くてまだ桜のない入学式でしたが、
修道院の庭に1本だけある早咲きの桜の木が
満開でした。
少し濃い目のうすピンク色。
子供達の春の門出にふさわしいお花見でした。
十字架の道行きや、
夏みかんの木やレモンの木、八朔の木など、
実のなる木も楽しかったです。




十字架の道行き。
復活祭を待つ今の季節に
ふさわしいものでした。
いろんな場所で何度も教会や修道院に行ったことはありますが、十字架の道行きのことは今日はじめて知りました。
十字架の道行きは、キリストの受難から復活までの15のシーンからなっています。
教会によっては、それが絵で表されているところもあるそうです。
IMG_0850.jpg 修道院の庭に、十字架の道行きの散歩道があります。
これはⅩⅡ番の十字架。
何気なく写真を撮ったあとシスターに聞くと、
12番は、キリストの死でした。
ⅩⅡ番の十字架の向こうに、満開の桜の木が見えます。
まるでキリストの復活を予言しているかのように。








IMG_0851.jpg
こちらが最終章
ⅩⅤ番の十字架です。
キリストの復活です。
そしてその横には、修道院で亡くなった歴代の
シスター達の墓碑がありました。
十字架の道行きは、瞑想の小道になっていました。







IMG_0852.jpg大きなレモンの木、
後ろにたくさん実をつけているのが、夏みかんの木。
そして、八朔の木もありました。
八朔はシスター達が食べてしまって、
もう実が1つもありませんでした。
今年の八朔は美味しくてたくさんなったので
人にあげたりもしたそうです。
あの大きなレモンは誰がどうやって食べるんだろう?
興味深々です。
レモンピールにして修道院特製パウンドケーキを
焼いたら美味しそうです。




修道院を出た後、地下鉄に乗りました。
お昼がまだなので、学校の近くの喫茶店でトーストと紅茶を食べて、
ジャッキーの高校の入学式に参列しました。
午前中は、聖書の祈りの言葉から入学式がはじまり、
午後は、合掌、南無阿弥陀仏の唱和から入学式がはじまり、
今日は、神仏混合の心もあらわれる不思議な1日でした。
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