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毎日のくらしで見つけたもの 

2008年5月よりスタート。 3人の子育てをしながら日々感じること、母の生活日記です。 過去のブログ「いきものいっぱい」2006年9月~2008年5月はリンクしています。 halのブックレビュー 「一冊の本から旅の世界へ」も更新中です。

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北の果て蝦夷の地におりたつ 函館旅行記1日目

2011年3月19日~21日の3日間、函館旅行に行ってきました。
自粛しようかギリギリまで迷いました。
函館は震災の1週間後、飛行機、宿、市内交通、観光施設のほとんどが通常営業していました。
Yの受験が終ったら行こうと半年前から計画をたてていたので思い切って決行しました。
たまおやじの車で朝9時過ぎに家を出発してセントレアへ。
近くのパン屋さんで昨日予約しておいたカツサンドを受け取りました。機内食はこれにかぎります。
空港まで送迎つきのジャンボ駐車場にとめました。2泊3日で3400円です。
はじめてセントレアを車で利用しましたが便利です。これなら帰りにお土産が増えても楽々ですね。
充分に余裕をもって出発したので手荷物を預けた後、出発便までにまだ1時間半以上ありました。
ここのところ疲れがたまってひどい肩こりに悩まされていた母。
旅の疲れを癒すのではなく、旅に行く前に疲れを癒す。
これが究極の旅を楽しむコツです。
みんながお茶してる間、ターミナルビル4Fにあるリフレッシュサロン、グランラフィネに癒しをもとめて。
ボディケア30分コース¥4095の中身は、
アジアンテイストの個室の癒しの空間ではじまります。
まず専用の部屋着に着替え、アロマの足湯から。暖かくて気持ちいいラベンダーのかおりです。
そして上半身を念入りにマッサージ、最後に生姜入りのハーブティーがつきました。
すごく気持ちよかった。にっこり笑顔になった母。
いざ出発。さかまく波を乗り越えて。
今回の旅行のために、ANAマイレージクラブEdyカードに家族全員入会しました。
今ならキャンペーン期間中でEdyカード発行手数料が無料です。
はじめてスキップサービスを利用しました。
手荷物もカードで預けられるし、搭乗時刻の15分前に保安検査場を通り、10分前に搭乗口に行けば
カードでスルーできます。
これは便利。
行きの便は、スーパー旅割を発売日にネット予約しました。
帰りの便は、旅割の設定がなかったので、普通席を株主優待で発売日にネット予約しました。
株主優待券は、ヤフーオークションで手にいれました。
IMG_0726.jpgANA 名古屋 12:30発
     函館   14:00着
函館空港からシャトルバスでベイエリアへと向かいました。
バスが走りはじめてしばらくすると車窓から、さかまく波が見えてきた。
ついに北の果て蝦夷の地におりたつ。
函館はどこか、うら寂しさのただよう北の街。
古びたコンクリートの家が建ち並び、
そのコンクリートの壁のひび割れに哀愁が漂う街。
函館は古くから開けた港町なので、
横浜や神戸のような華やかな街を想像していました。
北の街のうら寂しさが、胸にしみます。
年老いていく寂しさにもにて。ベニスに死すみたい。
函館のこの街の雰囲気がとても好き。
でも真冬にひとり旅をしたら、寂しくてたまらなくなるかも。





今回、女性のおひとり様をよく見かけました。なぜか将来の母の姿と重ねあわさってしまった。
旅は道連れ、一緒に行ってくれる人があればそれもまた楽し。
ひとりで人生を見つめなおしてみるのもよし。
函館は風が強くて冷たいけれど、とてもいいお天気。
2日前に行った京都のほうが、よっぽど寒かった。
雪も函館山以外は残っていませんでした。心して準備してきた防寒具も出番がなさそうです。
北海道は建物の中がとても暖かい。自分のおうちのほうが寒いくらいです。
IMG_0688.jpgホテルは函館で一番人気の、ラビスタ函館ベイ。
ホテルの部屋が暑いのでフロントに電話をして、
頑丈なガラス窓のロックを解除してもらいました。
窓から心地よい冷たい風が入ってきます。
目の前には、赤レンガ倉庫と
函館山が見える絶好のロケーションです。
ウェルカムサービスはレトロなニッコーのカップで。
コーヒー豆とミルが用意してあるので、挽きたてです。






IMG_0698.jpg一息ついたら、ホテルの周りを散策しました。
はこだて明治館(旧函館郵便局) 
お土産屋さんになっています。
ここで函館ワインのハーフボトルを
たまおやじが記念に買いました。
北海道に来たら、木のお椀を買いたいと思っていた母。
函館は、木工製品は作ってないそうです。
明治館のなかに、木工製品を売るお店がありました。
お椀はおいてなかったので、
聖ヨハネ教会の隣にあるギャラリー村岡さんを
紹介してもらいました。明日、行ってみよっと。



IMG_0693.jpg金森赤レンガ倉庫。
函館湾を臨む場所に、明治時代の赤レンガ倉庫が
何棟も並んでいます。
ここはお洒落なショッピングモール。
ショッピングが楽しみなのは女の子だけじゃなかった。
ジャッキーとたまへいも、喜んでいました。








IMG_0821.jpg函館は物価が安くて
子供達はお買い物に大満足。
Yは、背びれのはえたGOKKOTシャツ   1200円
ジャッキーは、キャンパス地のショルダー 1050円
たまへいは、市松模様の長財布       2100円

夕方まで、ひとしきりお買い物を楽しみました。







IMG_0701.jpg
5:30にホテルに夜景観光のバスがお迎えにきました。
Mt.函館夜景ロマンコースです。
ロープーウェイで函館山に登りました。
ちょうど満月の夜。
夜景と月明かりが海を照らしてとてもロマンチック。
震災の影響で観光客が激減したため、
最前列で夜景を堪能できました。
節電のためライトアップを自粛していましたが、
それでも100%満足の夜景でした。




IMG_0712.jpgそして夜は、たまおやじのために企画した
生ラムジンギスカンです。
夜景観光バスを函館駅で降りました。
松風町にあるお店の名前は、GanGuro
赤提灯が灯り、カウンター席と奥にテーブル席がひとつ。
居酒屋さんのような、こじんまりとしたお店です。
家族なので奥のテーブル席につきました。
七輪がすっぽりおさまるように、
テーブルが堀ってあります。ナイスアイデア。
七輪の炭火で焼く、生ラムジンギスカン
モンゴル岩塩か特製醤油だれでいただきます。



はじめて食べましたが、食べてびっくり。まったく臭みがないのです。すごく美味しい。
今まで食べたラム肉とは別物でした。函館でラムの美味しさに開眼しました。
このお店は、アイスランド産ラムとオーストラリア産ラムと2種類あって選ぶことができます。
お店のお姉さんが、「全然違うから、まず1人前ずつ両方食べてみて、お好きなほうをどうぞ。」
と勧めてくれました。
アイスランド産は、たとえて言うなら、コクのあるもも肉。
オーストラリア産は、たとえて言うなら、柔らかなロース肉。
う~ん、どちらにしようかまよっちゃう。
家族会議の結果、Yとジャッキーはアイスランド産、たまおやじとたまへいはオーストラリア産。
母は、どちらも捨てがたい。
結局、アイスランド対オーストラリアでじゃんけんをして、アイスランドの勝ち~!
アイスランドの羊さんをお腹いっぱい食べた後、最後に名残惜しいので、
オーストラリアの羊さんも追加して食べました。
この生ラムジンギスカンは、お肉が焼肉のタレにつけてないのでおいしいんです。
自分で味を加減できるし、ラムは低脂肪なので、思ったよりもたくさん食べられます。
ホテルまで歩いて帰りました。
最初は市電に乗ろうと思ったけど、電車を待ってるほうが寒い。
腹ごなしにはほどよい距離でした。函館は歩いて観光できる街です。
IMG_0818.jpgさあお楽しみの温泉タイム、源泉かけ流しです。
ホテルの13階にあって、展望露天風呂もあります。
塩分がとても強い茶褐色の温泉です。
しょっぱいけれど、お肌スベスベ。
露天風呂は外気が冷たくてのぼせないので、
長時間ゆっくりつかることができます。
函館山に浮かぶ満月と夜景を眺めながら。サイコーです。
お風呂あがりに、アイスキャンディーの
セルフサービスがあります。食べ放題なんですが、
当たりがでちゃった。
なにかいいことあるかな。



お風呂あがりは、予約しておいたマッサージタイムです。
母は、ボディケア 30分コース ¥3500
Yは、リフレクソロジー 30分コース ¥3500 初体験です。
ホテルでこのお値段。やっぱり函館は物価が安い。
朝はうら若き女性の手で癒され、夜は力強いおじさまの手で癒されました。
すべてがつぼにはまっていて、どこを押さえられても痛いのですが、
念入りにマッサージをして下さいました。とっても上手でした。
終了後、おじさまのひとこと。
「思いのほか、凝ってました。」
Yは京都の卒業旅行から帰って翌日、函館に飛んだので足がパンパンにはっていました。
お姉さんに足つぼマッサージしてもらって、とても気持ちよかったそうです。
IMG_0715.jpg
ホテルの部屋にもどって、
明治館で買った
函館夜景ラベルのワインで乾杯です。
窓越しに、夜景を眺めながら、
函館の夜はふけていきました。



     函館旅行記、2日目につづく
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