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毎日のくらしで見つけたもの 

2008年5月よりスタート。 3人の子育てをしながら日々感じること、母の生活日記です。 過去のブログ「いきものいっぱい」2006年9月~2008年5月はリンクしています。 halのブックレビュー 「一冊の本から旅の世界へ」も更新中です。

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パワースポットに行ってきました

今日は、日帰りバスツアーで和歌山県の高野山まで行ってきました。
姉が年に1度の休暇をもらって実家に帰ってきたので、
おじいちゃん、おばあちゃん、姉、妹、甥の6人です。
Yはバイト、ジャッキーは文化祭の準備で学校へ、たまへいは部活でした。
秋分の日に高野山に参拝できるなんて、ありがたき哉。
朝7:30に名古屋駅を出発。
帰りは、夜9時に名古屋駅着。
行きも帰りも5時間バスに揺られて、現地滞在は3時間という超ハードなツアーでした。
はじめての高野山、思っていたイメージとは随分違ったところでした。
秘境というイメージを持っていたのですが、
海抜900mの山の上に、宗教だけで成り立つひとつの町が形成されていました。
日本にもこんな町があったんですね。バチカンみたいだな。
麓の町から、車が2台かろうじてすれ違えるほどの山道をバスで30分ほど登っていくと、
高野山の山頂につきます。
そこには東西6キロ、南北3キロ、山の上に開けた平地があります。
真言宗の開祖、空海が816年に修行道場をつくるために開かれた土地です。
金剛峰寺を総本山として、100あまりのお寺がありそのうちの半分には宿坊があります。
そして、銀行、警察署、病院、役場、小学校から中学、高校、高野山大学まであるそうです。
高野山で生まれ育って、一生をここで過ごすこともできるんですね。
とにかく忙しい駆け足ツアー。
まず高野山に到着して、おみやげ家さんの2階で精進料理の昼食。
お昼の制限時間は30分。
食事を終えるとすぐに、奥の院へとすすみます。
本当は一の橋の参道入口から奥の院まで2キロ、
ずっと歩けるとよかったのですが、時間がないのでショートカット。
中の橋の駐車場までバスで行き、そこから奥の院まで歩きました。
奥の院に続く参道の両側には、たくさんのお墓が並んでいます。
歴代の戦国武将から、企業の墓、個人の墓まで。
誰でも高野山にお墓が建てられるそうです。
けっして高くはないそうですよ。畳1畳で100万円くらい。
まだ、空き地ありました。
キリンビールのお墓には、ちゃんとキリンビールがお供えしてありましたよ。
IMG_1146.jpg
これは、大河ドラマの江のお墓。
高野山で一番大きなお墓だそうです。
五輪塔の形をしています。














IMG_1145.jpg

そして奥の院の参道の千年杉です。
奥の院には、弘法大師の御廟があります。
奥の院は撮影禁止なので、写真はありません。
奥の院で弘法さんのお墓参りをしてきました。
その後、赤松院にて和尚さんの説法を聞いて
ご開帳の秘仏を拝見しました。









IMG_1150.jpgバスで壇上伽藍に移動しました。
ここは、空海が高野山で最初に開いた場所です。
御影堂です。











IMG_1148.jpg

そして、壇上伽藍にある三鈷の松。
普通の松の葉は2本に分かれていますが、
この松の葉は3本に分かれているという不思議な松です。
空海が唐から投げた三鈷がこの松にひっかかり、
山の上の松が金色に輝いていたそうです。
空海は、その松のあった高野山を
この地と決めたそうです。











IMG_1151.jpgこれで、駆け足ツアーは終了です。
バスの中から大門の阿吽像を眺めながら下山です。
昔は、一生に一度行けたらいいと
言われたほどの高野山に、
日帰りで来てしまったのはすごいことだけど、
一番楽しみにしていた金剛峰寺と、
国宝の仏像が安置されている霊宝館が
見れなかったのは残念。
心残りです。
いつかもう一度訪れて見たい場所、高野山。




そして次回の計画は、歩いて高野山に登ってみたい。
約24キロの町石道という参詣道があるそうです。
健脚な人なら歩いて7時間。
歩いて登って宿坊に泊まり、
翌朝は、早朝のお勤めに参加して、高野山から朝日を眺め、
霊験あらたかな気持ちになってみたい。
こんな物好きに付き合ってみたいと思う人、募集中です。
それまでに、足腰鍛えておかなきゃ。
まずは、地元の猿投山からはじめようと思います。
猿投山は、登って降りてきて5時間だそうです。
初心者にはほどよい距離?ですよね。
これからは絶好のシーズン、
一緒に登ってみませんか?
ヤマガールならぬ、ヤマンバでもいいじゃない。
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