熊野古道 伊勢路を歩いてみました
2012.09.23 |Category …山行き
今日は、熊野古道 伊勢路 馬越峠を歩いてきました。
オー マイ ガッド!
朝からザーザー雨が降っています。
天気予報では、午後は晴れ。
きっと雨もあがるはずです。
三郷駅発 6:57
名古屋駅集合 7:50
熊野古道シャトルバス 往復4500円を利用しました。(要予約)
バスに乗ってる間も、雨はずっと降り続いていました。
今日歩くのは、
伊勢路の中で一番人気の馬越峠です。
はるばる東国からやってきました。
シャトルバスを、道の駅海山(みやま)で下車しました。
道の駅の正面に、
馬越峠道 登り口 0.6キロの道標があります。
どうなることかと思っていましたが、
あんなに降っていた雨もピタリとあがりました。
みんなの思いが通じました。
AM11:38 いざ、出発

AM11:47
熊野古道の入口に到着しました。
一番人気のコースなので、
たくさん人が降りるかと思ったら、
母達4人組だけ。
世界遺産の石畳、
貸切です。

AM12:03
夜泣き地蔵

AM12:04
一枚岩の橋を渡ります。

山の上からは、きれいな水が流れています。
AM12:14
馬越峠までずっと、美しい石畳の道と、
尾鷲の桧林が続きます。
世界遺産の観光地なので、
たくさんの人がぞろぞろ歩いているかと思いきや、
すれ違う人もなし。
石畳の道は、思ったよりも歩きにくくて、きついです。
延々と続く登りに、ゆっくり景色を眺めている余裕もなし。
雨に濡れた石畳は、すべりやすくて危険です。
AM12:40
雨上がりで、湿度が高くてとても蒸し暑い。
汗だくになりながら、ようやく馬越峠に到着です。
峠に咲く、ほととぎすの花に癒されました。
この峠で、江戸時代の峠の茶屋、
世古平兵衛さんの子孫と名のる方に出会いました。
ここから先、世古さんが親切にガイドをして下さるとのこと。
毎日2回、もう7000回も登っているそうです。
自称、元祖熊野古道ガイドの世古さん。
石畳の道も駆け足で登る健脚ぶりにはびっくり。
いったい!! おいくつなんですか?

せっかくここまできたので、
熊野古道を脇道に入った、体力に自信のある人コース、
天狗倉山(てんぐらさん)まで登ってみることにしました。
PM13:02
前方に頂上の見上げるような巨岩が見えてきました。
この登り、かなりきついです。
PM13:08
天狗倉山 海抜522メートル
残念ながら、霧がかかっています。
頂上にある巨岩。
下から見上げていた、あの岩です。
鉄梯子に鎖がついて、登れるようになっています。
ちょっと怖い!
かなり怖い!
でも、せっかくここまで来たんだから。
世古さんが後押ししてくれました。
前向きに行ってみよう。
けっして、下を見ないこと。
PM13:13
恐る恐る鉄梯子を登ると、
いっきに視界がひらけました。
巨岩の上からの眺めです。
PM13:17
みんなで岩盤浴。
天然です。
さいこーにきもちいい。
さて、登ったからには下りもあります。
鉄梯子を降ります。
下りも、けっして下を見ないこと。
PM13:20
巨岩から降りてくると、
霧のベールがすっぽり晴れて、
わあ!すごい。
熊野灘の景色が現れました。
神様からのプレゼントです。
ありがとうございました。
思いがけない景色に感動です。
天狗倉山を無事下山して、峠を降ります。
下りもずっと石畳の道が続きます。
雨に濡れているので、下りはさらに危険です。
PM14:08
世古さんから教えてもらった、石畳のアングル。
観光ポスターと同じ場所。
見比べてみて下さい。
この先、母は
ツルッと
足がすべって一瞬のうちに、
すって~ん!
みごと、石畳の上に大きな尻もちをつきました。
みなさんも、気をつけて下さいね。

前回の穂高同様、またしても汗だくなので、
お風呂に入りたい一心で、さくさく降りてきました。
PM14:13
桜地蔵が見えてきました。
もうすぐ、熊野古道の終点です。
PM14:25
峠を降りたら、彼岸花が咲いていました。
くっきり青空が広がり、日差しが強くなってきました。
墓地と民家をぬけて歩いていきます。
どこか懐かしい感じのする、のどかな道が続きます。
北川橋を渡ると、商店街にでました。
PM14:46
商店街の入口に松の湯があります。レトロな銭湯です。
残念ながら昨年、高齢のため閉鎖されたそうです。
そのまま、まっすぐ行くと、
まちかどHOTセンターに到着です。
こちらは尾鷲観光物産協会になっています。
センターのみなさんは、とても親切です。
冷茶をふるまって下さいました。
熊野古道シャトルバスツアー参加者はここで、
夢古道の湯まで、タクシーの手配がしてもらえます。
タクシー代1台1000円、入浴タオルつきの特別価格です。

夢古道の湯に到着です。
まだ新しくてきれいです。
小さいながら露天風呂もありました。
尾鷲の海と山を眺めながらの露天風呂は、
とっても気持ちいい。
空は晴れて、熊野の海の色が青い。
向こうには、今日登った天狗倉山も見えました。
あんなに高いところまで、登ってきたんです。
夢古道の湯は、三重県立熊野古道センターの上にあります。
熊野古道センターは、総桧づくりの立派な建物でした。
帰りはここからシャトルバスに乗車します。
PM16:30 熊野古道センター出発
帰り道、道の駅マンボウでお寿司を買って、
バスの中で尾鷲の海の幸に舌鼓。
PM20:00 予定通り名古屋駅に到着
今日は、お天気も快方にむかい最高の1日でした。
元祖熊野古道ガイド、世古さんとの運命的な出会いと、
一緒に行ってくれたお友達に感謝感謝の1日でした。
熊野古道はエリアが広く、ルートも何本もあります。
高野山~熊野本宮 小辺路(こへち)
紀伊田辺~熊野本宮 中辺路(なかへち)
吉野山~熊野本宮 大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)
伊勢神宮~熊野本宮 伊勢路(いせじ)
紀伊田辺~那智、新宮 大辺路(おおへち)
なかでも吉野と熊野を結ぶ大峯奥駆道は、山伏姿の修行者が駆け抜ける約140キロの険しい道です。
高野山と熊野を結ぶ道は約70キロ。所要3泊4日の大峯奥駆道に次ぐ難しいルートです。
熊野詣のゴールデンコースは中辺路。約40キロ、1泊2日の道のりです。
そして今日歩いた伊勢路は、東国からのメインルートでした。
オー マイ ガッド!
朝からザーザー雨が降っています。
天気予報では、午後は晴れ。
きっと雨もあがるはずです。
三郷駅発 6:57
名古屋駅集合 7:50
熊野古道シャトルバス 往復4500円を利用しました。(要予約)
バスに乗ってる間も、雨はずっと降り続いていました。
伊勢路の中で一番人気の馬越峠です。
はるばる東国からやってきました。
シャトルバスを、道の駅海山(みやま)で下車しました。
道の駅の正面に、
馬越峠道 登り口 0.6キロの道標があります。
どうなることかと思っていましたが、
あんなに降っていた雨もピタリとあがりました。
みんなの思いが通じました。
AM11:38 いざ、出発
AM11:47
熊野古道の入口に到着しました。
一番人気のコースなので、
たくさん人が降りるかと思ったら、
母達4人組だけ。
世界遺産の石畳、
貸切です。
AM12:03
夜泣き地蔵
AM12:04
一枚岩の橋を渡ります。
山の上からは、きれいな水が流れています。
馬越峠までずっと、美しい石畳の道と、
尾鷲の桧林が続きます。
世界遺産の観光地なので、
たくさんの人がぞろぞろ歩いているかと思いきや、
すれ違う人もなし。
石畳の道は、思ったよりも歩きにくくて、きついです。
延々と続く登りに、ゆっくり景色を眺めている余裕もなし。
雨に濡れた石畳は、すべりやすくて危険です。
雨上がりで、湿度が高くてとても蒸し暑い。
汗だくになりながら、ようやく馬越峠に到着です。
峠に咲く、ほととぎすの花に癒されました。
この峠で、江戸時代の峠の茶屋、
世古平兵衛さんの子孫と名のる方に出会いました。
ここから先、世古さんが親切にガイドをして下さるとのこと。
毎日2回、もう7000回も登っているそうです。
自称、元祖熊野古道ガイドの世古さん。
石畳の道も駆け足で登る健脚ぶりにはびっくり。
いったい!! おいくつなんですか?
せっかくここまできたので、
熊野古道を脇道に入った、体力に自信のある人コース、
天狗倉山(てんぐらさん)まで登ってみることにしました。
PM13:02
前方に頂上の見上げるような巨岩が見えてきました。
この登り、かなりきついです。
天狗倉山 海抜522メートル
残念ながら、霧がかかっています。
下から見上げていた、あの岩です。
鉄梯子に鎖がついて、登れるようになっています。
ちょっと怖い!
かなり怖い!
でも、せっかくここまで来たんだから。
世古さんが後押ししてくれました。
前向きに行ってみよう。
けっして、下を見ないこと。
恐る恐る鉄梯子を登ると、
いっきに視界がひらけました。
巨岩の上からの眺めです。
みんなで岩盤浴。
天然です。
さいこーにきもちいい。
さて、登ったからには下りもあります。
鉄梯子を降ります。
下りも、けっして下を見ないこと。
PM13:20
巨岩から降りてくると、
霧のベールがすっぽり晴れて、
わあ!すごい。
熊野灘の景色が現れました。
神様からのプレゼントです。
ありがとうございました。
思いがけない景色に感動です。
下りもずっと石畳の道が続きます。
雨に濡れているので、下りはさらに危険です。
PM14:08
世古さんから教えてもらった、石畳のアングル。
観光ポスターと同じ場所。
見比べてみて下さい。
この先、母は
ツルッと
足がすべって一瞬のうちに、
すって~ん!
みごと、石畳の上に大きな尻もちをつきました。
みなさんも、気をつけて下さいね。
前回の穂高同様、またしても汗だくなので、
お風呂に入りたい一心で、さくさく降りてきました。
PM14:13
桜地蔵が見えてきました。
もうすぐ、熊野古道の終点です。
峠を降りたら、彼岸花が咲いていました。
くっきり青空が広がり、日差しが強くなってきました。
墓地と民家をぬけて歩いていきます。
どこか懐かしい感じのする、のどかな道が続きます。
北川橋を渡ると、商店街にでました。
商店街の入口に松の湯があります。レトロな銭湯です。
残念ながら昨年、高齢のため閉鎖されたそうです。
そのまま、まっすぐ行くと、
まちかどHOTセンターに到着です。
こちらは尾鷲観光物産協会になっています。
センターのみなさんは、とても親切です。
冷茶をふるまって下さいました。
熊野古道シャトルバスツアー参加者はここで、
夢古道の湯まで、タクシーの手配がしてもらえます。
タクシー代1台1000円、入浴タオルつきの特別価格です。
夢古道の湯に到着です。
まだ新しくてきれいです。
小さいながら露天風呂もありました。
尾鷲の海と山を眺めながらの露天風呂は、
とっても気持ちいい。
空は晴れて、熊野の海の色が青い。
向こうには、今日登った天狗倉山も見えました。
あんなに高いところまで、登ってきたんです。
熊野古道センターは、総桧づくりの立派な建物でした。
帰りはここからシャトルバスに乗車します。
PM16:30 熊野古道センター出発
帰り道、道の駅マンボウでお寿司を買って、
バスの中で尾鷲の海の幸に舌鼓。
PM20:00 予定通り名古屋駅に到着
今日は、お天気も快方にむかい最高の1日でした。
元祖熊野古道ガイド、世古さんとの運命的な出会いと、
一緒に行ってくれたお友達に感謝感謝の1日でした。
熊野古道はエリアが広く、ルートも何本もあります。
高野山~熊野本宮 小辺路(こへち)
紀伊田辺~熊野本宮 中辺路(なかへち)
吉野山~熊野本宮 大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)
伊勢神宮~熊野本宮 伊勢路(いせじ)
紀伊田辺~那智、新宮 大辺路(おおへち)
なかでも吉野と熊野を結ぶ大峯奥駆道は、山伏姿の修行者が駆け抜ける約140キロの険しい道です。
高野山と熊野を結ぶ道は約70キロ。所要3泊4日の大峯奥駆道に次ぐ難しいルートです。
熊野詣のゴールデンコースは中辺路。約40キロ、1泊2日の道のりです。
そして今日歩いた伊勢路は、東国からのメインルートでした。
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体育会系ツアー
2012.07.29 |Category …山行き
今日は、ついに北アルプスデビューの日。
ママ友4人グループで、名鉄の日帰りバスツアーハイキングにはじめて参加しました。
絶景の新穂高 千石園地・西穂山荘コース
早朝5時50分の電車に乗り、名鉄バスセンターに着いたのは受付開始20分前。
受付は7時からですが、すでに長蛇の列ができていました。
名鉄のハイキングツアーは受付順にバスに乗り、バス1台分そろったら順次出発します。
今日はバス3台満席とのこと。人気のコースです。
早い人は、朝6時から並んでいるそうです。
現地に少しでも早く着いて歩きたいとう意気込みですね。
中高年のハイカーはすこぶる元気です。恐れいりました。
みなさん色とりどりのリュックに登山靴、ストック、登山ウェアというスタイル。
足元は素足にビーチサンダル、登山靴は荷物の中という人もいました。
これは正解!ということが参加してみてよくわかりました。次回まねしちゃおう。
なんだか普通のバスツアーとは雰囲気が違うぞ。
チャカチャカとバスに乗り込み、朝から体育会系のノリです。
ちなみに母達は1台目にギリギリ乗れず、2台目に乗り込みました。
リピーターのおじさんいわく、
ハイキングツアーは、早いもん勝ち。
最終バスになってしまうと、最後の受付の人を待つので出発が遅れるそうです。
2台目に乗れてよかった。
11:13
新穂高ロープウェイ
しらかば平駅から第2ロープウェイに乗ります。
120人収容の2階建てゴンドラです。
行列をつくって並んでいるたくさんの人を
いっきに箱づめにして、山頂駅まであがります。
母達は2階に乗ることができました。

11:27
山頂 西穂高口駅
ロープウェイ駅の展望台からの眺めです。
標高2156M
残念ながら、雲がかかっていますが、
雨に降られることもなく、
まずまずのお天気ですね。

11:35
ロープウェイ駅の3階から、
登山口に出ることができます。

11:40
少し歩くと、登山届の小屋があります。
登山に慣れなし
登山届、試しに出してみたかったんだけど、
今日は、ハイキングツアーなのでやめておきました。

11:41
これより登山道
遭難した時のためのおやつも持ってるし、
今日は、ばっちり装備してきました。

12:01
しばらく歩くと視界が開けて、
西穂の山並みを眺めることができました。
雲がかかっているのがちょっと残念。
12:11
平坦な道は最初だけ。
少し登って、また下り、
最後は西穂山荘まで延々と地獄の登りが続きます。
日曜日の登山道は人がたくさん。
登る人と降りる人の順番待ちで、所々渋滞が発生しています。
山荘までは整備された歩きやすい登山道なんだそうですが、
初心者には、石がゴロゴロして歩きにくい。
トレッキングシューズを履いてきて良かった。
登りで息はあがりっぱなし。
12:55
やった~!ついに西穂山荘が見えてきました。
ふと横を見ると道端にかわいいピンクの花が咲いてます。
前を行くおばさま達が花の名前を教えてくれました。
ハクサンフウロ
名鉄のハイキングは、もう何回も参加されてるとのこと。
そして山の会でもあちこち歩いているそうです。
ふわく山の会
40歳以上なら誰でも入会できるそう。40にして惑わずの不惑。
とりあえず、入会資格はありそうだ。

13:09
西穂山荘で、
名物のラーメンを食べました。
13:20
山荘からの眺めです。
やはり、雲がかかっていて、残念。
標高2385M
日差しはとても強いです。
今日は、まだ雲が多いからよかったものの、
快晴の日なら、日差しが痛いほどですね。
13:21
あこがれの
西穂山荘です。
山荘前の広場も、
ひと、ひと、ひと。
13:22
温度計の目盛は20度をさしています。
下界より、はるかに涼しいはずなのですが、
汗だくになって登ってきたので、
ものすごく暑いです。
風もなく、強い日差し。
太陽が近い。
山だから涼しいかなと想像していましたが、
山といっても夏は夏。
思っていたよりも暑くて、ハードな山歩きでした。

汗だくなので、お風呂にはいりたい!
という切なる思いで、
下山を急ぐことにしました。
13:26
帰り道で見つけた不思議な花。
キヌガサソウ

14:13
下りは思ったよりも早かったです。
千石園地まで降りてきました。
この大きな葉っぱはなんだろう?
水芭蕉でした。
ロープウェイでしらかば平駅まで降りてきて、
露天風呂「神宝乃湯」に入りました。
硫黄の匂いがきついですが、お湯はさらっと透明です。
靴を脱いで、湯船のなかで体をのびのび、
汗を流して極楽です。
きれいさっぱりバスに乗り込みました。
15:20
帰りのバスのなかは、お楽しみのおやつタイム。
参加賞にもらった雲海餅です。
帰りは少し渋滞して、8時前に名駅に到着しました。
早起きは三文の徳
今日は盛りだくさんのとっても充実した1日でした。
楽しかった。
一緒に行ってくれる友達がいて幸せです。
ありがとう。
お土産に、いいもの見つけちゃった。
岳のマウンテンクッキーとチョコクランチもありです。
さあ、母もそろそろ山行きの会にグループ名をつけようかな。
ママ友4人グループで、名鉄の日帰りバスツアーハイキングにはじめて参加しました。
絶景の新穂高 千石園地・西穂山荘コース
早朝5時50分の電車に乗り、名鉄バスセンターに着いたのは受付開始20分前。
受付は7時からですが、すでに長蛇の列ができていました。
名鉄のハイキングツアーは受付順にバスに乗り、バス1台分そろったら順次出発します。
今日はバス3台満席とのこと。人気のコースです。
早い人は、朝6時から並んでいるそうです。
現地に少しでも早く着いて歩きたいとう意気込みですね。
中高年のハイカーはすこぶる元気です。恐れいりました。
みなさん色とりどりのリュックに登山靴、ストック、登山ウェアというスタイル。
足元は素足にビーチサンダル、登山靴は荷物の中という人もいました。
これは正解!ということが参加してみてよくわかりました。次回まねしちゃおう。
なんだか普通のバスツアーとは雰囲気が違うぞ。
チャカチャカとバスに乗り込み、朝から体育会系のノリです。
ちなみに母達は1台目にギリギリ乗れず、2台目に乗り込みました。
リピーターのおじさんいわく、
ハイキングツアーは、早いもん勝ち。
最終バスになってしまうと、最後の受付の人を待つので出発が遅れるそうです。
2台目に乗れてよかった。
新穂高ロープウェイ
しらかば平駅から第2ロープウェイに乗ります。
120人収容の2階建てゴンドラです。
行列をつくって並んでいるたくさんの人を
いっきに箱づめにして、山頂駅まであがります。
母達は2階に乗ることができました。
11:27
山頂 西穂高口駅
ロープウェイ駅の展望台からの眺めです。
標高2156M
残念ながら、雲がかかっていますが、
雨に降られることもなく、
まずまずのお天気ですね。
11:35
ロープウェイ駅の3階から、
登山口に出ることができます。
11:40
少し歩くと、登山届の小屋があります。
登山に慣れなし
登山届、試しに出してみたかったんだけど、
今日は、ハイキングツアーなのでやめておきました。
11:41
これより登山道
遭難した時のためのおやつも持ってるし、
今日は、ばっちり装備してきました。
12:01
しばらく歩くと視界が開けて、
西穂の山並みを眺めることができました。
雲がかかっているのがちょっと残念。
平坦な道は最初だけ。
少し登って、また下り、
最後は西穂山荘まで延々と地獄の登りが続きます。
日曜日の登山道は人がたくさん。
登る人と降りる人の順番待ちで、所々渋滞が発生しています。
山荘までは整備された歩きやすい登山道なんだそうですが、
初心者には、石がゴロゴロして歩きにくい。
トレッキングシューズを履いてきて良かった。
登りで息はあがりっぱなし。
やった~!ついに西穂山荘が見えてきました。
ふと横を見ると道端にかわいいピンクの花が咲いてます。
前を行くおばさま達が花の名前を教えてくれました。
ハクサンフウロ
名鉄のハイキングは、もう何回も参加されてるとのこと。
そして山の会でもあちこち歩いているそうです。
ふわく山の会
40歳以上なら誰でも入会できるそう。40にして惑わずの不惑。
とりあえず、入会資格はありそうだ。
13:09
西穂山荘で、
名物のラーメンを食べました。
山荘からの眺めです。
やはり、雲がかかっていて、残念。
標高2385M
日差しはとても強いです。
今日は、まだ雲が多いからよかったものの、
快晴の日なら、日差しが痛いほどですね。
あこがれの
西穂山荘です。
山荘前の広場も、
ひと、ひと、ひと。
温度計の目盛は20度をさしています。
下界より、はるかに涼しいはずなのですが、
汗だくになって登ってきたので、
ものすごく暑いです。
風もなく、強い日差し。
太陽が近い。
山だから涼しいかなと想像していましたが、
山といっても夏は夏。
思っていたよりも暑くて、ハードな山歩きでした。
汗だくなので、お風呂にはいりたい!
という切なる思いで、
下山を急ぐことにしました。
13:26
帰り道で見つけた不思議な花。
キヌガサソウ
14:13
下りは思ったよりも早かったです。
千石園地まで降りてきました。
この大きな葉っぱはなんだろう?
水芭蕉でした。
露天風呂「神宝乃湯」に入りました。
硫黄の匂いがきついですが、お湯はさらっと透明です。
靴を脱いで、湯船のなかで体をのびのび、
汗を流して極楽です。
きれいさっぱりバスに乗り込みました。
15:20
帰りのバスのなかは、お楽しみのおやつタイム。
参加賞にもらった雲海餅です。
早起きは三文の徳
今日は盛りだくさんのとっても充実した1日でした。
楽しかった。
一緒に行ってくれる友達がいて幸せです。
ありがとう。
お土産に、いいもの見つけちゃった。
岳のマウンテンクッキーとチョコクランチもありです。
さあ、母もそろそろ山行きの会にグループ名をつけようかな。
ぎりぎり4時間
2012.05.03 |Category …山行き
今日はお友達のMちゃんと、日帰りバスツアーに参加しました。
クラブツーリズム
春の上高地 たっぷり4時間滞在!
お弁当つき3980円とお値打ち価格です。
名駅西口集合は朝の7:00。
ふたりで早朝5:50の電車に乗り込みました。こんなに早い電車に乗るのは久しぶりです。
バスは、飛騨をぬけて上高地に入ります。
飛騨の里山は、お花が咲き乱れて春爛漫。
満開の桜、そして民家の庭先は、チューリップ、水仙、
芝桜、モクレンと色とりどりの花であふれています。
チューリップと満開の桜が一度に見られるなんて。
目前にせまる緑のお山を背景に、
絵に描いたようなのどかな景色が広がります。
思いがけず車窓からお花見ができました。
これだけでも、来たかいあったというもの。
11:00 バスの車内でお弁当タイム
いただきま~す!
安房トンネルを抜け、上高地に到着しました。
平成9年に完成した安房トンネルのおかげで上高地はあっという間、随分近くなりました。
小学校の頃、上高地に初めて来たときは、
くねくねの山道を路線バスに長い間ゆられた記憶があります。
バスは、大正池、帝国ホテル前、バスターミナルと3ヶ所にとまります。
大正池で下車して、明神池までぐるっと周遊することにしました。
大正池でバスを降りてから、バスターミナルの集合時間までは、3時間55分。
すでに4時間きってます。
帝国ホテルでお茶の時間がなくなっちゃうので、サクサク歩くことにしました。
12:18 大正池から望む焼岳
大正池には土砂が流れこみ、今では昔の大きさの
3分の1ほどになってしまったそうです。
小学校の頃に初めて見た、立ち枯れの木の幻想的な風景は、
そのなごりを少しとどめるほどに変わっていました。
冠雪した焼岳が美しい。
そして、澄んだ鳥のさえずりが耳に響きます。
憧れの上高地に降り立ったことを実感!しみじみ感動です。
思ったよりも寒くなくて、ウォーキングにはほどよい気温です。

12:39 梓川の向こうに田代橋が見えてきました。
12:45 ウェストン碑
田代橋を渡って、
清水屋ホテルの前を過ぎると見えてくるのは、
日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師
ウォルター・ウェストンの碑です。

12:59 河童橋から望む穂高連邦
生憎、穂高連邦のとんがりは雲に隠れています。
それでも、
雲の切れ間から、青空がのぞいてきました。
お天気は半分あきらめて、
傘をさして歩くことを覚悟していたので、
すごくラッキーです。
河童橋から、梓川右岸の明神自然探勝路を通って、
明神池まで歩きます。
この自然探勝路は、すばらしい道です。
ところどころに、
わくわくする秘密の場所があります。
そして、鳥のさえずりが下界で聞く音とはまったく違いました。
うぐいすの鳴き声が、クリアにダイレクトに耳に響きます。
空気がとても澄んでいて、雑音がないから?
大自然の美しさを耳で感じました。
13:11 秘密の場所でたたずむカップル

13:12 探勝路にはこんな木道もあります。
雨上がりなのか、季節柄なのか、
あそこにも、ここにも、
カエルがいっぱい。

13:18 梓川に流れこむ沢
澄んだ水の流れの美しさに、
見とれてしまうほど。

13:11 ふきのとう発見
ふきのとうは、上高地のあちこちに
たくさん顔を出していました。
淡いグリーン色が、かわいい春の色。
母はなぜか、六花亭の板チョコを連想します。

13:52 明神橋が見えてきました
13:56 明神池 一ノ池到着
澄んだ水の中に、藻がはえて、
その藻の濃淡によって、池の色が様々な緑色に
変化していきます。静かな水面は、
まさに、神様が降り立つような神秘的な場所です。
穂高神社奥宮となっていて、拝観料が300円かかります。
この池には、渡りをしないマガモがいます。
デコイの置物のような、
黄色いくちばしに緑の頭のマガモがいました。
まるで、ぜんまいじかけで泳いでいるみたい。
そして、本物のおしどり夫婦も見ました。
姿かたちの美しいオスのおしどりが、
メスの後ろに、適度な距離をたもちながら泳いでいました。
13:58 水芭蕉
明神池のほとりに咲く、水芭蕉。
はじめて、
生きてる水芭蕉を見ました。
感動です。
14:02 明神池 二ノ池
二ノ池は、一の池とは景色が変わって、
岩と枯れ木からなる、自然の作った庭園です。
帰り道は、梓川左岸を歩きます。
変化のない山道ですが、距離は少し短いようです。
何組かの登山グループとすれ違いました。
装備と服装で、ひと目でわかります。
徳沢まで、登山客は左岸を通るんですね。
しばらく歩くと、小梨平キャンプ場が見えてきました。
色とりどりのテントをはって、キャンプを楽しんでいる人達がたくさんいます。
朝晩は、まだちょっと冷え込みそうですね。
鈴鹿高校山岳スキー部と書かれたテントもありました。
高校時代に上高地でキャンプと山スキーなんて!
青春の思い出ですね。
河童橋にもどり、帝国ホテルへとむかいました。
バスターミナルから車道沿いの遊歩道を通れば、帝国ホテルまで近かったのですが、
梓川沿いの遊歩道を通ってしまったので、かなりの回り道になってしまいました。
それでも、なんとか間に合いました。
15:28 憧れの帝国ホテルでお茶
ケーキセット 1500円(税サ込)
コーヒーは、おかわり自由です。
母が注文したのは、手前のカマンベールチーズケーキ。
思ったよりもあっさりクリーミー、ソフトな舌触りです。
奥は、Mちゃんの頼んだショートケーキ。
雰囲気とサービスを楽しんで、コーヒーもおかわりできて
このお値段なら、満足です。
トイレもとても綺麗でした。もちろん無料です。
上高地は公衆トイレがチップ製で100円ほどかかります。
帝国ホテルのトイレ、おすすめです。

15:43 帝国ホテル正面玄関
ヨーロッパのアルペンリゾートを思わせる、
赤い屋根が素敵。
ここから、車道沿いの遊歩道を歩いて、
バスターミナルまで10分です。
15:50 バスターミナル到着
ゆったり4時間ではなく、
またしても、ぎりぎり4時間。
それでも、予定通りのコースを全部歩いて、
一度として、同じ道も通っていません。
帝国ホテルでお茶の優雅なひとときも楽しみました。
コーヒーもおかわりできて、大満足の上高地でした。
一緒に行ってくれたMちゃんのおかげです。
ありがとう。
行きも帰りも高速道路の渋滞区間は下道に降り、要領のいい運転でした。さすがプロです。
帰りは、ゴールデンウィーク後半戦初日にもかかわらず、
予定通りぴったり20:00に名駅到着しました。
すばらしいですね。
そして心はすでに、紅葉の上高地へ。
今回できなかったことは、次回の課題にしました。
湧き水をペットボトルに詰めて帰って、おうちで美味しいコーヒーを淹れること。
岩魚の塩焼きを食べること。
足湯につかること。
お弁当つき3980円なら、リピーターになれる金額ですね。
halさんいちおし日帰りバスツアーです。
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春の上高地 たっぷり4時間滞在!
お弁当つき3980円とお値打ち価格です。
名駅西口集合は朝の7:00。
ふたりで早朝5:50の電車に乗り込みました。こんなに早い電車に乗るのは久しぶりです。
バスは、飛騨をぬけて上高地に入ります。
満開の桜、そして民家の庭先は、チューリップ、水仙、
芝桜、モクレンと色とりどりの花であふれています。
チューリップと満開の桜が一度に見られるなんて。
目前にせまる緑のお山を背景に、
絵に描いたようなのどかな景色が広がります。
思いがけず車窓からお花見ができました。
これだけでも、来たかいあったというもの。
11:00 バスの車内でお弁当タイム
いただきま~す!
安房トンネルを抜け、上高地に到着しました。
平成9年に完成した安房トンネルのおかげで上高地はあっという間、随分近くなりました。
小学校の頃、上高地に初めて来たときは、
くねくねの山道を路線バスに長い間ゆられた記憶があります。
バスは、大正池、帝国ホテル前、バスターミナルと3ヶ所にとまります。
大正池で下車して、明神池までぐるっと周遊することにしました。
大正池でバスを降りてから、バスターミナルの集合時間までは、3時間55分。
すでに4時間きってます。
帝国ホテルでお茶の時間がなくなっちゃうので、サクサク歩くことにしました。
大正池には土砂が流れこみ、今では昔の大きさの
3分の1ほどになってしまったそうです。
小学校の頃に初めて見た、立ち枯れの木の幻想的な風景は、
そのなごりを少しとどめるほどに変わっていました。
冠雪した焼岳が美しい。
そして、澄んだ鳥のさえずりが耳に響きます。
憧れの上高地に降り立ったことを実感!しみじみ感動です。
思ったよりも寒くなくて、ウォーキングにはほどよい気温です。
12:39 梓川の向こうに田代橋が見えてきました。
田代橋を渡って、
清水屋ホテルの前を過ぎると見えてくるのは、
日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師
ウォルター・ウェストンの碑です。
12:59 河童橋から望む穂高連邦
生憎、穂高連邦のとんがりは雲に隠れています。
それでも、
雲の切れ間から、青空がのぞいてきました。
お天気は半分あきらめて、
傘をさして歩くことを覚悟していたので、
すごくラッキーです。
明神池まで歩きます。
この自然探勝路は、すばらしい道です。
ところどころに、
わくわくする秘密の場所があります。
そして、鳥のさえずりが下界で聞く音とはまったく違いました。
うぐいすの鳴き声が、クリアにダイレクトに耳に響きます。
空気がとても澄んでいて、雑音がないから?
大自然の美しさを耳で感じました。
13:11 秘密の場所でたたずむカップル
13:12 探勝路にはこんな木道もあります。
雨上がりなのか、季節柄なのか、
あそこにも、ここにも、
カエルがいっぱい。
13:18 梓川に流れこむ沢
澄んだ水の流れの美しさに、
見とれてしまうほど。
13:11 ふきのとう発見
ふきのとうは、上高地のあちこちに
たくさん顔を出していました。
淡いグリーン色が、かわいい春の色。
母はなぜか、六花亭の板チョコを連想します。
13:52 明神橋が見えてきました
澄んだ水の中に、藻がはえて、
その藻の濃淡によって、池の色が様々な緑色に
変化していきます。静かな水面は、
まさに、神様が降り立つような神秘的な場所です。
穂高神社奥宮となっていて、拝観料が300円かかります。
この池には、渡りをしないマガモがいます。
デコイの置物のような、
黄色いくちばしに緑の頭のマガモがいました。
まるで、ぜんまいじかけで泳いでいるみたい。
姿かたちの美しいオスのおしどりが、
メスの後ろに、適度な距離をたもちながら泳いでいました。
13:58 水芭蕉
明神池のほとりに咲く、水芭蕉。
はじめて、
生きてる水芭蕉を見ました。
感動です。
二ノ池は、一の池とは景色が変わって、
岩と枯れ木からなる、自然の作った庭園です。
帰り道は、梓川左岸を歩きます。
変化のない山道ですが、距離は少し短いようです。
何組かの登山グループとすれ違いました。
装備と服装で、ひと目でわかります。
徳沢まで、登山客は左岸を通るんですね。
しばらく歩くと、小梨平キャンプ場が見えてきました。
色とりどりのテントをはって、キャンプを楽しんでいる人達がたくさんいます。
朝晩は、まだちょっと冷え込みそうですね。
鈴鹿高校山岳スキー部と書かれたテントもありました。
高校時代に上高地でキャンプと山スキーなんて!
青春の思い出ですね。
河童橋にもどり、帝国ホテルへとむかいました。
バスターミナルから車道沿いの遊歩道を通れば、帝国ホテルまで近かったのですが、
梓川沿いの遊歩道を通ってしまったので、かなりの回り道になってしまいました。
それでも、なんとか間に合いました。
ケーキセット 1500円(税サ込)
コーヒーは、おかわり自由です。
母が注文したのは、手前のカマンベールチーズケーキ。
思ったよりもあっさりクリーミー、ソフトな舌触りです。
奥は、Mちゃんの頼んだショートケーキ。
雰囲気とサービスを楽しんで、コーヒーもおかわりできて
このお値段なら、満足です。
トイレもとても綺麗でした。もちろん無料です。
上高地は公衆トイレがチップ製で100円ほどかかります。
帝国ホテルのトイレ、おすすめです。
15:43 帝国ホテル正面玄関
ヨーロッパのアルペンリゾートを思わせる、
赤い屋根が素敵。
ここから、車道沿いの遊歩道を歩いて、
バスターミナルまで10分です。
ゆったり4時間ではなく、
またしても、ぎりぎり4時間。
それでも、予定通りのコースを全部歩いて、
一度として、同じ道も通っていません。
帝国ホテルでお茶の優雅なひとときも楽しみました。
コーヒーもおかわりできて、大満足の上高地でした。
一緒に行ってくれたMちゃんのおかげです。
ありがとう。
行きも帰りも高速道路の渋滞区間は下道に降り、要領のいい運転でした。さすがプロです。
帰りは、ゴールデンウィーク後半戦初日にもかかわらず、
予定通りぴったり20:00に名駅到着しました。
すばらしいですね。
そして心はすでに、紅葉の上高地へ。
今回できなかったことは、次回の課題にしました。
湧き水をペットボトルに詰めて帰って、おうちで美味しいコーヒーを淹れること。
岩魚の塩焼きを食べること。
足湯につかること。
お弁当つき3980円なら、リピーターになれる金額ですね。
halさんいちおし日帰りバスツアーです。