ぎりぎり4時間
2012.05.03 |Category …山行き
今日はお友達のMちゃんと、日帰りバスツアーに参加しました。
クラブツーリズム
春の上高地 たっぷり4時間滞在!
お弁当つき3980円とお値打ち価格です。
名駅西口集合は朝の7:00。
ふたりで早朝5:50の電車に乗り込みました。こんなに早い電車に乗るのは久しぶりです。
バスは、飛騨をぬけて上高地に入ります。
飛騨の里山は、お花が咲き乱れて春爛漫。
満開の桜、そして民家の庭先は、チューリップ、水仙、
芝桜、モクレンと色とりどりの花であふれています。
チューリップと満開の桜が一度に見られるなんて。
目前にせまる緑のお山を背景に、
絵に描いたようなのどかな景色が広がります。
思いがけず車窓からお花見ができました。
これだけでも、来たかいあったというもの。
11:00 バスの車内でお弁当タイム
いただきま~す!
安房トンネルを抜け、上高地に到着しました。
平成9年に完成した安房トンネルのおかげで上高地はあっという間、随分近くなりました。
小学校の頃、上高地に初めて来たときは、
くねくねの山道を路線バスに長い間ゆられた記憶があります。
バスは、大正池、帝国ホテル前、バスターミナルと3ヶ所にとまります。
大正池で下車して、明神池までぐるっと周遊することにしました。
大正池でバスを降りてから、バスターミナルの集合時間までは、3時間55分。
すでに4時間きってます。
帝国ホテルでお茶の時間がなくなっちゃうので、サクサク歩くことにしました。
12:18 大正池から望む焼岳
大正池には土砂が流れこみ、今では昔の大きさの
3分の1ほどになってしまったそうです。
小学校の頃に初めて見た、立ち枯れの木の幻想的な風景は、
そのなごりを少しとどめるほどに変わっていました。
冠雪した焼岳が美しい。
そして、澄んだ鳥のさえずりが耳に響きます。
憧れの上高地に降り立ったことを実感!しみじみ感動です。
思ったよりも寒くなくて、ウォーキングにはほどよい気温です。

12:39 梓川の向こうに田代橋が見えてきました。
12:45 ウェストン碑
田代橋を渡って、
清水屋ホテルの前を過ぎると見えてくるのは、
日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師
ウォルター・ウェストンの碑です。

12:59 河童橋から望む穂高連邦
生憎、穂高連邦のとんがりは雲に隠れています。
それでも、
雲の切れ間から、青空がのぞいてきました。
お天気は半分あきらめて、
傘をさして歩くことを覚悟していたので、
すごくラッキーです。
河童橋から、梓川右岸の明神自然探勝路を通って、
明神池まで歩きます。
この自然探勝路は、すばらしい道です。
ところどころに、
わくわくする秘密の場所があります。
そして、鳥のさえずりが下界で聞く音とはまったく違いました。
うぐいすの鳴き声が、クリアにダイレクトに耳に響きます。
空気がとても澄んでいて、雑音がないから?
大自然の美しさを耳で感じました。
13:11 秘密の場所でたたずむカップル

13:12 探勝路にはこんな木道もあります。
雨上がりなのか、季節柄なのか、
あそこにも、ここにも、
カエルがいっぱい。

13:18 梓川に流れこむ沢
澄んだ水の流れの美しさに、
見とれてしまうほど。

13:11 ふきのとう発見
ふきのとうは、上高地のあちこちに
たくさん顔を出していました。
淡いグリーン色が、かわいい春の色。
母はなぜか、六花亭の板チョコを連想します。

13:52 明神橋が見えてきました
13:56 明神池 一ノ池到着
澄んだ水の中に、藻がはえて、
その藻の濃淡によって、池の色が様々な緑色に
変化していきます。静かな水面は、
まさに、神様が降り立つような神秘的な場所です。
穂高神社奥宮となっていて、拝観料が300円かかります。
この池には、渡りをしないマガモがいます。
デコイの置物のような、
黄色いくちばしに緑の頭のマガモがいました。
まるで、ぜんまいじかけで泳いでいるみたい。
そして、本物のおしどり夫婦も見ました。
姿かたちの美しいオスのおしどりが、
メスの後ろに、適度な距離をたもちながら泳いでいました。
13:58 水芭蕉
明神池のほとりに咲く、水芭蕉。
はじめて、
生きてる水芭蕉を見ました。
感動です。
14:02 明神池 二ノ池
二ノ池は、一の池とは景色が変わって、
岩と枯れ木からなる、自然の作った庭園です。
帰り道は、梓川左岸を歩きます。
変化のない山道ですが、距離は少し短いようです。
何組かの登山グループとすれ違いました。
装備と服装で、ひと目でわかります。
徳沢まで、登山客は左岸を通るんですね。
しばらく歩くと、小梨平キャンプ場が見えてきました。
色とりどりのテントをはって、キャンプを楽しんでいる人達がたくさんいます。
朝晩は、まだちょっと冷え込みそうですね。
鈴鹿高校山岳スキー部と書かれたテントもありました。
高校時代に上高地でキャンプと山スキーなんて!
青春の思い出ですね。
河童橋にもどり、帝国ホテルへとむかいました。
バスターミナルから車道沿いの遊歩道を通れば、帝国ホテルまで近かったのですが、
梓川沿いの遊歩道を通ってしまったので、かなりの回り道になってしまいました。
それでも、なんとか間に合いました。
15:28 憧れの帝国ホテルでお茶
ケーキセット 1500円(税サ込)
コーヒーは、おかわり自由です。
母が注文したのは、手前のカマンベールチーズケーキ。
思ったよりもあっさりクリーミー、ソフトな舌触りです。
奥は、Mちゃんの頼んだショートケーキ。
雰囲気とサービスを楽しんで、コーヒーもおかわりできて
このお値段なら、満足です。
トイレもとても綺麗でした。もちろん無料です。
上高地は公衆トイレがチップ製で100円ほどかかります。
帝国ホテルのトイレ、おすすめです。

15:43 帝国ホテル正面玄関
ヨーロッパのアルペンリゾートを思わせる、
赤い屋根が素敵。
ここから、車道沿いの遊歩道を歩いて、
バスターミナルまで10分です。
15:50 バスターミナル到着
ゆったり4時間ではなく、
またしても、ぎりぎり4時間。
それでも、予定通りのコースを全部歩いて、
一度として、同じ道も通っていません。
帝国ホテルでお茶の優雅なひとときも楽しみました。
コーヒーもおかわりできて、大満足の上高地でした。
一緒に行ってくれたMちゃんのおかげです。
ありがとう。
行きも帰りも高速道路の渋滞区間は下道に降り、要領のいい運転でした。さすがプロです。
帰りは、ゴールデンウィーク後半戦初日にもかかわらず、
予定通りぴったり20:00に名駅到着しました。
すばらしいですね。
そして心はすでに、紅葉の上高地へ。
今回できなかったことは、次回の課題にしました。
湧き水をペットボトルに詰めて帰って、おうちで美味しいコーヒーを淹れること。
岩魚の塩焼きを食べること。
足湯につかること。
お弁当つき3980円なら、リピーターになれる金額ですね。
halさんいちおし日帰りバスツアーです。
クラブツーリズム
春の上高地 たっぷり4時間滞在!
お弁当つき3980円とお値打ち価格です。
名駅西口集合は朝の7:00。
ふたりで早朝5:50の電車に乗り込みました。こんなに早い電車に乗るのは久しぶりです。
バスは、飛騨をぬけて上高地に入ります。
満開の桜、そして民家の庭先は、チューリップ、水仙、
芝桜、モクレンと色とりどりの花であふれています。
チューリップと満開の桜が一度に見られるなんて。
目前にせまる緑のお山を背景に、
絵に描いたようなのどかな景色が広がります。
思いがけず車窓からお花見ができました。
これだけでも、来たかいあったというもの。
11:00 バスの車内でお弁当タイム
いただきま~す!
安房トンネルを抜け、上高地に到着しました。
平成9年に完成した安房トンネルのおかげで上高地はあっという間、随分近くなりました。
小学校の頃、上高地に初めて来たときは、
くねくねの山道を路線バスに長い間ゆられた記憶があります。
バスは、大正池、帝国ホテル前、バスターミナルと3ヶ所にとまります。
大正池で下車して、明神池までぐるっと周遊することにしました。
大正池でバスを降りてから、バスターミナルの集合時間までは、3時間55分。
すでに4時間きってます。
帝国ホテルでお茶の時間がなくなっちゃうので、サクサク歩くことにしました。
大正池には土砂が流れこみ、今では昔の大きさの
3分の1ほどになってしまったそうです。
小学校の頃に初めて見た、立ち枯れの木の幻想的な風景は、
そのなごりを少しとどめるほどに変わっていました。
冠雪した焼岳が美しい。
そして、澄んだ鳥のさえずりが耳に響きます。
憧れの上高地に降り立ったことを実感!しみじみ感動です。
思ったよりも寒くなくて、ウォーキングにはほどよい気温です。
12:39 梓川の向こうに田代橋が見えてきました。
田代橋を渡って、
清水屋ホテルの前を過ぎると見えてくるのは、
日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師
ウォルター・ウェストンの碑です。
12:59 河童橋から望む穂高連邦
生憎、穂高連邦のとんがりは雲に隠れています。
それでも、
雲の切れ間から、青空がのぞいてきました。
お天気は半分あきらめて、
傘をさして歩くことを覚悟していたので、
すごくラッキーです。
明神池まで歩きます。
この自然探勝路は、すばらしい道です。
ところどころに、
わくわくする秘密の場所があります。
そして、鳥のさえずりが下界で聞く音とはまったく違いました。
うぐいすの鳴き声が、クリアにダイレクトに耳に響きます。
空気がとても澄んでいて、雑音がないから?
大自然の美しさを耳で感じました。
13:11 秘密の場所でたたずむカップル
13:12 探勝路にはこんな木道もあります。
雨上がりなのか、季節柄なのか、
あそこにも、ここにも、
カエルがいっぱい。
13:18 梓川に流れこむ沢
澄んだ水の流れの美しさに、
見とれてしまうほど。
13:11 ふきのとう発見
ふきのとうは、上高地のあちこちに
たくさん顔を出していました。
淡いグリーン色が、かわいい春の色。
母はなぜか、六花亭の板チョコを連想します。
13:52 明神橋が見えてきました
澄んだ水の中に、藻がはえて、
その藻の濃淡によって、池の色が様々な緑色に
変化していきます。静かな水面は、
まさに、神様が降り立つような神秘的な場所です。
穂高神社奥宮となっていて、拝観料が300円かかります。
この池には、渡りをしないマガモがいます。
デコイの置物のような、
黄色いくちばしに緑の頭のマガモがいました。
まるで、ぜんまいじかけで泳いでいるみたい。
姿かたちの美しいオスのおしどりが、
メスの後ろに、適度な距離をたもちながら泳いでいました。
13:58 水芭蕉
明神池のほとりに咲く、水芭蕉。
はじめて、
生きてる水芭蕉を見ました。
感動です。
二ノ池は、一の池とは景色が変わって、
岩と枯れ木からなる、自然の作った庭園です。
帰り道は、梓川左岸を歩きます。
変化のない山道ですが、距離は少し短いようです。
何組かの登山グループとすれ違いました。
装備と服装で、ひと目でわかります。
徳沢まで、登山客は左岸を通るんですね。
しばらく歩くと、小梨平キャンプ場が見えてきました。
色とりどりのテントをはって、キャンプを楽しんでいる人達がたくさんいます。
朝晩は、まだちょっと冷え込みそうですね。
鈴鹿高校山岳スキー部と書かれたテントもありました。
高校時代に上高地でキャンプと山スキーなんて!
青春の思い出ですね。
河童橋にもどり、帝国ホテルへとむかいました。
バスターミナルから車道沿いの遊歩道を通れば、帝国ホテルまで近かったのですが、
梓川沿いの遊歩道を通ってしまったので、かなりの回り道になってしまいました。
それでも、なんとか間に合いました。
ケーキセット 1500円(税サ込)
コーヒーは、おかわり自由です。
母が注文したのは、手前のカマンベールチーズケーキ。
思ったよりもあっさりクリーミー、ソフトな舌触りです。
奥は、Mちゃんの頼んだショートケーキ。
雰囲気とサービスを楽しんで、コーヒーもおかわりできて
このお値段なら、満足です。
トイレもとても綺麗でした。もちろん無料です。
上高地は公衆トイレがチップ製で100円ほどかかります。
帝国ホテルのトイレ、おすすめです。
15:43 帝国ホテル正面玄関
ヨーロッパのアルペンリゾートを思わせる、
赤い屋根が素敵。
ここから、車道沿いの遊歩道を歩いて、
バスターミナルまで10分です。
ゆったり4時間ではなく、
またしても、ぎりぎり4時間。
それでも、予定通りのコースを全部歩いて、
一度として、同じ道も通っていません。
帝国ホテルでお茶の優雅なひとときも楽しみました。
コーヒーもおかわりできて、大満足の上高地でした。
一緒に行ってくれたMちゃんのおかげです。
ありがとう。
行きも帰りも高速道路の渋滞区間は下道に降り、要領のいい運転でした。さすがプロです。
帰りは、ゴールデンウィーク後半戦初日にもかかわらず、
予定通りぴったり20:00に名駅到着しました。
すばらしいですね。
そして心はすでに、紅葉の上高地へ。
今回できなかったことは、次回の課題にしました。
湧き水をペットボトルに詰めて帰って、おうちで美味しいコーヒーを淹れること。
岩魚の塩焼きを食べること。
足湯につかること。
お弁当つき3980円なら、リピーターになれる金額ですね。
halさんいちおし日帰りバスツアーです。
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