熊野古道 伊勢路を歩いてみました
2012.09.23 |Category …山行き
今日は、熊野古道 伊勢路 馬越峠を歩いてきました。
オー マイ ガッド!
朝からザーザー雨が降っています。
天気予報では、午後は晴れ。
きっと雨もあがるはずです。
三郷駅発 6:57
名古屋駅集合 7:50
熊野古道シャトルバス 往復4500円を利用しました。(要予約)
バスに乗ってる間も、雨はずっと降り続いていました。
今日歩くのは、
伊勢路の中で一番人気の馬越峠です。
はるばる東国からやってきました。
シャトルバスを、道の駅海山(みやま)で下車しました。
道の駅の正面に、
馬越峠道 登り口 0.6キロの道標があります。
どうなることかと思っていましたが、
あんなに降っていた雨もピタリとあがりました。
みんなの思いが通じました。
AM11:38 いざ、出発
AM11:47
熊野古道の入口に到着しました。
一番人気のコースなので、
たくさん人が降りるかと思ったら、
母達4人組だけ。
世界遺産の石畳、
貸切です。
AM12:03
夜泣き地蔵
AM12:04
一枚岩の橋を渡ります。
山の上からは、きれいな水が流れています。
AM12:14
馬越峠までずっと、美しい石畳の道と、
尾鷲の桧林が続きます。
世界遺産の観光地なので、
たくさんの人がぞろぞろ歩いているかと思いきや、
すれ違う人もなし。
石畳の道は、思ったよりも歩きにくくて、きついです。
延々と続く登りに、ゆっくり景色を眺めている余裕もなし。
雨に濡れた石畳は、すべりやすくて危険です。
AM12:40
雨上がりで、湿度が高くてとても蒸し暑い。
汗だくになりながら、ようやく馬越峠に到着です。
峠に咲く、ほととぎすの花に癒されました。
この峠で、江戸時代の峠の茶屋、
世古平兵衛さんの子孫と名のる方に出会いました。
ここから先、世古さんが親切にガイドをして下さるとのこと。
毎日2回、もう7000回も登っているそうです。
自称、元祖熊野古道ガイドの世古さん。
石畳の道も駆け足で登る健脚ぶりにはびっくり。
いったい!! おいくつなんですか?
せっかくここまできたので、
熊野古道を脇道に入った、体力に自信のある人コース、
天狗倉山(てんぐらさん)まで登ってみることにしました。
PM13:02
前方に頂上の見上げるような巨岩が見えてきました。
この登り、かなりきついです。
PM13:08
天狗倉山 海抜522メートル
残念ながら、霧がかかっています。
頂上にある巨岩。
下から見上げていた、あの岩です。
鉄梯子に鎖がついて、登れるようになっています。
ちょっと怖い!
かなり怖い!
でも、せっかくここまで来たんだから。
世古さんが後押ししてくれました。
前向きに行ってみよう。
けっして、下を見ないこと。
PM13:13
恐る恐る鉄梯子を登ると、
いっきに視界がひらけました。
巨岩の上からの眺めです。
PM13:17
みんなで岩盤浴。
天然です。
さいこーにきもちいい。
さて、登ったからには下りもあります。
鉄梯子を降ります。
下りも、けっして下を見ないこと。
PM13:20
巨岩から降りてくると、
霧のベールがすっぽり晴れて、
わあ!すごい。
熊野灘の景色が現れました。
神様からのプレゼントです。
ありがとうございました。
思いがけない景色に感動です。
天狗倉山を無事下山して、峠を降ります。
下りもずっと石畳の道が続きます。
雨に濡れているので、下りはさらに危険です。
PM14:08
世古さんから教えてもらった、石畳のアングル。
観光ポスターと同じ場所。
見比べてみて下さい。
この先、母は
ツルッと
足がすべって一瞬のうちに、
すって~ん!
みごと、石畳の上に大きな尻もちをつきました。
みなさんも、気をつけて下さいね。
前回の穂高同様、またしても汗だくなので、
お風呂に入りたい一心で、さくさく降りてきました。
PM14:13
桜地蔵が見えてきました。
もうすぐ、熊野古道の終点です。
PM14:25
峠を降りたら、彼岸花が咲いていました。
くっきり青空が広がり、日差しが強くなってきました。
墓地と民家をぬけて歩いていきます。
どこか懐かしい感じのする、のどかな道が続きます。
北川橋を渡ると、商店街にでました。
PM14:46
商店街の入口に松の湯があります。レトロな銭湯です。
残念ながら昨年、高齢のため閉鎖されたそうです。
そのまま、まっすぐ行くと、
まちかどHOTセンターに到着です。
こちらは尾鷲観光物産協会になっています。
センターのみなさんは、とても親切です。
冷茶をふるまって下さいました。
熊野古道シャトルバスツアー参加者はここで、
夢古道の湯まで、タクシーの手配がしてもらえます。
タクシー代1台1000円、入浴タオルつきの特別価格です。
夢古道の湯に到着です。
まだ新しくてきれいです。
小さいながら露天風呂もありました。
尾鷲の海と山を眺めながらの露天風呂は、
とっても気持ちいい。
空は晴れて、熊野の海の色が青い。
向こうには、今日登った天狗倉山も見えました。
あんなに高いところまで、登ってきたんです。
夢古道の湯は、三重県立熊野古道センターの上にあります。
熊野古道センターは、総桧づくりの立派な建物でした。
帰りはここからシャトルバスに乗車します。
PM16:30 熊野古道センター出発
帰り道、道の駅マンボウでお寿司を買って、
バスの中で尾鷲の海の幸に舌鼓。
PM20:00 予定通り名古屋駅に到着
今日は、お天気も快方にむかい最高の1日でした。
元祖熊野古道ガイド、世古さんとの運命的な出会いと、
一緒に行ってくれたお友達に感謝感謝の1日でした。
熊野古道はエリアが広く、ルートも何本もあります。
高野山~熊野本宮 小辺路(こへち)
紀伊田辺~熊野本宮 中辺路(なかへち)
吉野山~熊野本宮 大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)
伊勢神宮~熊野本宮 伊勢路(いせじ)
紀伊田辺~那智、新宮 大辺路(おおへち)
なかでも吉野と熊野を結ぶ大峯奥駆道は、山伏姿の修行者が駆け抜ける約140キロの険しい道です。
高野山と熊野を結ぶ道は約70キロ。所要3泊4日の大峯奥駆道に次ぐ難しいルートです。
熊野詣のゴールデンコースは中辺路。約40キロ、1泊2日の道のりです。
そして今日歩いた伊勢路は、東国からのメインルートでした。
オー マイ ガッド!
朝からザーザー雨が降っています。
天気予報では、午後は晴れ。
きっと雨もあがるはずです。
三郷駅発 6:57
名古屋駅集合 7:50
熊野古道シャトルバス 往復4500円を利用しました。(要予約)
バスに乗ってる間も、雨はずっと降り続いていました。
今日歩くのは、
伊勢路の中で一番人気の馬越峠です。
はるばる東国からやってきました。
シャトルバスを、道の駅海山(みやま)で下車しました。
道の駅の正面に、
馬越峠道 登り口 0.6キロの道標があります。
どうなることかと思っていましたが、
あんなに降っていた雨もピタリとあがりました。
みんなの思いが通じました。
AM11:38 いざ、出発
AM11:47
熊野古道の入口に到着しました。
一番人気のコースなので、
たくさん人が降りるかと思ったら、
母達4人組だけ。
世界遺産の石畳、
貸切です。
AM12:03
夜泣き地蔵
AM12:04
一枚岩の橋を渡ります。
山の上からは、きれいな水が流れています。
AM12:14
馬越峠までずっと、美しい石畳の道と、
尾鷲の桧林が続きます。
世界遺産の観光地なので、
たくさんの人がぞろぞろ歩いているかと思いきや、
すれ違う人もなし。
石畳の道は、思ったよりも歩きにくくて、きついです。
延々と続く登りに、ゆっくり景色を眺めている余裕もなし。
雨に濡れた石畳は、すべりやすくて危険です。
AM12:40
雨上がりで、湿度が高くてとても蒸し暑い。
汗だくになりながら、ようやく馬越峠に到着です。
峠に咲く、ほととぎすの花に癒されました。
この峠で、江戸時代の峠の茶屋、
世古平兵衛さんの子孫と名のる方に出会いました。
ここから先、世古さんが親切にガイドをして下さるとのこと。
毎日2回、もう7000回も登っているそうです。
自称、元祖熊野古道ガイドの世古さん。
石畳の道も駆け足で登る健脚ぶりにはびっくり。
いったい!! おいくつなんですか?
せっかくここまできたので、
熊野古道を脇道に入った、体力に自信のある人コース、
天狗倉山(てんぐらさん)まで登ってみることにしました。
PM13:02
前方に頂上の見上げるような巨岩が見えてきました。
この登り、かなりきついです。
PM13:08
天狗倉山 海抜522メートル
残念ながら、霧がかかっています。
頂上にある巨岩。
下から見上げていた、あの岩です。
鉄梯子に鎖がついて、登れるようになっています。
ちょっと怖い!
かなり怖い!
でも、せっかくここまで来たんだから。
世古さんが後押ししてくれました。
前向きに行ってみよう。
けっして、下を見ないこと。
PM13:13
恐る恐る鉄梯子を登ると、
いっきに視界がひらけました。
巨岩の上からの眺めです。
PM13:17
みんなで岩盤浴。
天然です。
さいこーにきもちいい。
さて、登ったからには下りもあります。
鉄梯子を降ります。
下りも、けっして下を見ないこと。
PM13:20
巨岩から降りてくると、
霧のベールがすっぽり晴れて、
わあ!すごい。
熊野灘の景色が現れました。
神様からのプレゼントです。
ありがとうございました。
思いがけない景色に感動です。
天狗倉山を無事下山して、峠を降ります。
下りもずっと石畳の道が続きます。
雨に濡れているので、下りはさらに危険です。
PM14:08
世古さんから教えてもらった、石畳のアングル。
観光ポスターと同じ場所。
見比べてみて下さい。
この先、母は
ツルッと
足がすべって一瞬のうちに、
すって~ん!
みごと、石畳の上に大きな尻もちをつきました。
みなさんも、気をつけて下さいね。
前回の穂高同様、またしても汗だくなので、
お風呂に入りたい一心で、さくさく降りてきました。
PM14:13
桜地蔵が見えてきました。
もうすぐ、熊野古道の終点です。
PM14:25
峠を降りたら、彼岸花が咲いていました。
くっきり青空が広がり、日差しが強くなってきました。
墓地と民家をぬけて歩いていきます。
どこか懐かしい感じのする、のどかな道が続きます。
北川橋を渡ると、商店街にでました。
PM14:46
商店街の入口に松の湯があります。レトロな銭湯です。
残念ながら昨年、高齢のため閉鎖されたそうです。
そのまま、まっすぐ行くと、
まちかどHOTセンターに到着です。
こちらは尾鷲観光物産協会になっています。
センターのみなさんは、とても親切です。
冷茶をふるまって下さいました。
熊野古道シャトルバスツアー参加者はここで、
夢古道の湯まで、タクシーの手配がしてもらえます。
タクシー代1台1000円、入浴タオルつきの特別価格です。
夢古道の湯に到着です。
まだ新しくてきれいです。
小さいながら露天風呂もありました。
尾鷲の海と山を眺めながらの露天風呂は、
とっても気持ちいい。
空は晴れて、熊野の海の色が青い。
向こうには、今日登った天狗倉山も見えました。
あんなに高いところまで、登ってきたんです。
夢古道の湯は、三重県立熊野古道センターの上にあります。
熊野古道センターは、総桧づくりの立派な建物でした。
帰りはここからシャトルバスに乗車します。
PM16:30 熊野古道センター出発
帰り道、道の駅マンボウでお寿司を買って、
バスの中で尾鷲の海の幸に舌鼓。
PM20:00 予定通り名古屋駅に到着
今日は、お天気も快方にむかい最高の1日でした。
元祖熊野古道ガイド、世古さんとの運命的な出会いと、
一緒に行ってくれたお友達に感謝感謝の1日でした。
熊野古道はエリアが広く、ルートも何本もあります。
高野山~熊野本宮 小辺路(こへち)
紀伊田辺~熊野本宮 中辺路(なかへち)
吉野山~熊野本宮 大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)
伊勢神宮~熊野本宮 伊勢路(いせじ)
紀伊田辺~那智、新宮 大辺路(おおへち)
なかでも吉野と熊野を結ぶ大峯奥駆道は、山伏姿の修行者が駆け抜ける約140キロの険しい道です。
高野山と熊野を結ぶ道は約70キロ。所要3泊4日の大峯奥駆道に次ぐ難しいルートです。
熊野詣のゴールデンコースは中辺路。約40キロ、1泊2日の道のりです。
そして今日歩いた伊勢路は、東国からのメインルートでした。
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