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毎日のくらしで見つけたもの 

2008年5月よりスタート。 3人の子育てをしながら日々感じること、母の生活日記です。 過去のブログ「いきものいっぱい」2006年9月~2008年5月はリンクしています。 halのブックレビュー 「一冊の本から旅の世界へ」も更新中です。

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前から行ってみたかったところ

今日は何も予定のない日曜日です。
珍しくたまおやじが体を動かしたいなんて言ってます。
こんなチャンスはめったにない。
たまへいが部活から帰るまでの午前中3時間。
気の変わらないうちに出かけましょう。
前から行ってみたかったところに。
IMG_1028.jpg瀬戸の水野にある感應寺
ちょうど今頃は蓮池の蓮が綺麗に咲いているはず。
お寺は自然がいっぱいの静かな山里にありました。
うぐいすが澄んだ声で鳴いています。
誰もいない蓮池。シオカラトンボが飛び交い、
黄色とピンクの蓮の花が咲き乱れていました。
かわいい鯉の稚魚もたくさん泳いでいます。
お寺の本堂にも誰もいません。
静寂です。無心になれる場所。
いつもはなんと音のあふれた世界で
暮らしていることでしょう。



IMG_1034.jpgそして、もうひとつ行ってみたかったところ。
ウッドビレッジ
周りに家もなにもない草むらのなかに
ぽつんとたたずむほったて小屋。
森の器 ウッドビレッジという手作りの看板が
時々車で通るたび、気になっていました。
でもひとりで入る勇気はなくて。
今日はチャンスです。心強い相棒がいます。
たまおやじに無理やり付き合ってもらいました。





ちょうどお店の前に、麦藁帽をかぶって草刈機をかけているおじさんがいました。
たまおやじに、「またにするか?」と言われたのですが、
今日というチャンスを逃したら、またはないはず。
「草刈のキリがつくまで待ってみようよ。」
草刈のおじさんの背中に熱い視線を送りながら、待つことしばし。
すると、おじさんが気がついて振り向いてくれました。
西洋木工ロクロの作家さんでギャラリーのオーナーの井上さんです。
小屋の中を見せてもらえることになりました。
よく見るとそれは小屋ではなく、コンテナ車を改造したギャラリーでした。
入口に、車内禁煙という札が貼ってあるのもご愛嬌。
木の食器、ゴブレット、そしてちょっと変わったところでは骨壷なんてのもありました。
実はこのギャラリー、1年前に泥棒にはいられたそうです。
その後犯人は捕まって、盗難にあった作品も少しずつもどってきたそうです。
そんなこともあって、今はお客さんに頼まれた時だけギャラリーを開けて、
普段は、裏手にある工房にいらっしゃるそうです。
今度は、工房も訪ねてみたいな。
「木でできた骨壷なんてはじめて見ました。」
「たぶん、日本で作っているのは僕だけです。アメリカなんかでは結構あるんですよ。」
そしてゴブレットは、まるで聖杯みたい。
「聖杯みたい。」
「聖杯をイメージして作りました。」
井上さんと話もはずみました。
ひのきのお椀を4つ買いました。
1つだけある黒いのは漆塗り、白いのはポリマー樹脂加工です。
「長年使っていると塗りがはげてきます。持ってきてもらえれば無料で塗りなおしますよ。」
さすが、手作りの作家さんならではの嬉しいサービスです。
お気に入りの器を長年大切に使うことができるなんて素敵。
そして今日は、
またひとつ、新しいことができるようになりました。
ブログ記事にホームページのリンクが貼れるようになりました。
これはYのお友達、となりのA先生のおかげです。
ありがとうございます。
これからみなさんにhalのお気に入りの場所やお店などを紹介していきますので、お楽しみに。

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