函館旅行 最終日
2011.03.21 |Category …旅行
函館旅行 最終日です。
ドーミーインの朝食は軽朝食と書いてありましたが、
ホットサンドにおにぎり、サラダ、スープ、ヨーグルト、果物など。
ラビスタほど豪華ではないけれど、充分おいしかったです。
「今日のお昼は回転寿司だから、朝ごはんセーブしてね。」
と言っても、おいしいものを目の前にするとつい食べてしまうのです。我が家は食い意地はってます。
ジャッキーはホットサンドをうまいうまいと、おかわりしました。
母は食べたかったけど、今日はお昼にそなえて我慢しました。
チェックアウト後も荷物を預かってくれました。助かります。函館はほんとサービスが行き届いています。
みんなで歩いて、五稜郭まで。
五稜郭タワーにのぼりました。
ついに五稜郭の全貌があらわになりました。
とても美しい五稜郭です。
昨日体感した三角の出塁もくっきりと見えます。
空から見て美しいものを地上に作るとは、ロマンですね。
昔の人は、空から見ることはできなかったのに。
五稜郭は開港場となった「箱館」を幕府が治めるため、
防備強化のため築かれました。
函館は、明治になるまで「箱館」と書かれていました。
星形の城の起源はヨーロッパにあります。
ヨーロッパでは、植民地支配の象徴として世界各地に
造られました。
展望フロアには五稜郭の歴史がジオラマになってます。
よく出来ていてとても面白いです。
これは、NO.3「北の大地を拓くー箱館奉行」です。
Yのお気に入りです。
NO.9「旗艦開陽、江差港に沈む」を見たYの感想は、
「土方さんがすごく悲しそうな顔してた。」
そして最終章NO.16「静穏」のシーンは、
明治時代のはじめ、五稜郭の堀の氷を切り出して
五稜郭氷のブランドで本州へ売っていた様子が見られます。
四角い切り出し氷まで再現されていますよ。
タワーの展望台からの眺めです。
真ん中に見えるのが函館山
右が函館湾 左が津軽海峡
海と海にはさまれた函館の街です。
こちらが五稜郭公園の中に平成22年に復元された、
箱館奉行所です。
140年の時を超えて、史実に忠実に復元されました。
部屋の中は、まだ新築の青森ヒバのとてもいいかおり。
日本建築の粋を集めたとも言える、すばらしい建物です。
全国から結集した宮大工、専門職人による匠の技は、
メイキングビデオで見ることができます。
日本建築のすばらしさに
家族全員、感嘆の声をあげました。感動します。
さらに凄いことには、純日本建築にもかかわらず、
畳には床暖が入っているというハイテクぶりです。
五稜郭に行かれるかたは、ぜひお見逃しなく。
お昼は、五稜郭にある函太郎
函館で一番人気のグルメ回転寿司です。
サーモン、えんがわ、うに、いくら、いか、たこ、
函太ロール、炙りサーモン、などなど
クーポン券で本日の汁椀もサービスしてもらいました。
ジャッキーは、サーモンをおかわりしまくってました。
あっという間に函太郎タワーのできあがりです。
こんなに美味しくて、こんなに食べて、
お会計は驚きのお値段でした。大満足です。
函館は、回転寿司のレベルが違います。
五稜郭タワーのふもとに、六花亭があります。
店内はお土産コーナーと喫茶コーナーになってます。
お洒落なお店です。
直営店なので、お菓子の種類も豊富。
ここで、空港では買えないお菓子を購入しました。
喫茶コーナーでは、デザートを注文すると、
コーヒーがセルフサービスで無料です。
商売上手ですね。
お客さんの心をちゃんとつかんでます。
別腹のデザートタイム
母は、雪こんチーズ
ジャッキーは、モンブラン
たまへいは、季節のストロベリーミニパフェ
そして、たまおやじが注文したモンブランは
Yと母のお腹に入りました。
雪こんチーズ、チーズが濃厚でおいしかった。
ゆとりをもっていたつもりが、
ティールームでくつろいでお土産を買っていると、バスの時間まであと15分ほどしかありません。
たいへんだ。
たまおやじとたまへいの2人が、ひと足先に走ってホテルに荷物をとりに行きました。
Yとジャッキーと母もはや足で歩きましたが、駅前のバス停までは思ったよりも距離があります。
途中、走りたくても走れない。息も絶え絶えです。
バスの時刻は12:44、なんとか2分ほど前にバス停につきました。
バスは少し遅れていたので、充分間に合いました。
帰りは、五稜郭駅前から路線バスで空港まで。
路線バスなのでのんびり函館の街を走ります。
函館競馬場の前を通り、湯の川団地を通り、函館の暮らしを眺めながらこの街ともお別れです。
Yが、「もう帰るのさみしいな。」と言いました。
空港で、保冷バックにスナッフルズをつめられるだけつめてもらって。
食べたいものがたくさんありすぎて、食べられなかった函館の塩ラーメン。
あじさいの塩ラーメンも買いました。これでもう思い残すものはありません。
ANA 函館発 14:35
名古屋着 16:10
お腹いっぱい、楽しさいっぱいの函館旅行はこれでおしまいです。
お土産に配ったスナッフルズのチーズオムレット。
すごくおいしかった~!というお礼のメールや言葉が続々と届きました。
函館の街、また行きたいな。次回はのんびりウォーキングができたらいいなと思います。
街あるきの楽しみのつきない街です。
ドーミーインの朝食は軽朝食と書いてありましたが、
ホットサンドにおにぎり、サラダ、スープ、ヨーグルト、果物など。
ラビスタほど豪華ではないけれど、充分おいしかったです。
「今日のお昼は回転寿司だから、朝ごはんセーブしてね。」
と言っても、おいしいものを目の前にするとつい食べてしまうのです。我が家は食い意地はってます。
ジャッキーはホットサンドをうまいうまいと、おかわりしました。
母は食べたかったけど、今日はお昼にそなえて我慢しました。
チェックアウト後も荷物を預かってくれました。助かります。函館はほんとサービスが行き届いています。
みんなで歩いて、五稜郭まで。
五稜郭タワーにのぼりました。
ついに五稜郭の全貌があらわになりました。
とても美しい五稜郭です。
昨日体感した三角の出塁もくっきりと見えます。
空から見て美しいものを地上に作るとは、ロマンですね。
昔の人は、空から見ることはできなかったのに。
五稜郭は開港場となった「箱館」を幕府が治めるため、
防備強化のため築かれました。
函館は、明治になるまで「箱館」と書かれていました。
星形の城の起源はヨーロッパにあります。
ヨーロッパでは、植民地支配の象徴として世界各地に
造られました。
展望フロアには五稜郭の歴史がジオラマになってます。
よく出来ていてとても面白いです。
これは、NO.3「北の大地を拓くー箱館奉行」です。
Yのお気に入りです。
NO.9「旗艦開陽、江差港に沈む」を見たYの感想は、
「土方さんがすごく悲しそうな顔してた。」
そして最終章NO.16「静穏」のシーンは、
明治時代のはじめ、五稜郭の堀の氷を切り出して
五稜郭氷のブランドで本州へ売っていた様子が見られます。
四角い切り出し氷まで再現されていますよ。
タワーの展望台からの眺めです。
真ん中に見えるのが函館山
右が函館湾 左が津軽海峡
海と海にはさまれた函館の街です。
こちらが五稜郭公園の中に平成22年に復元された、
箱館奉行所です。
140年の時を超えて、史実に忠実に復元されました。
部屋の中は、まだ新築の青森ヒバのとてもいいかおり。
日本建築の粋を集めたとも言える、すばらしい建物です。
全国から結集した宮大工、専門職人による匠の技は、
メイキングビデオで見ることができます。
日本建築のすばらしさに
家族全員、感嘆の声をあげました。感動します。
さらに凄いことには、純日本建築にもかかわらず、
畳には床暖が入っているというハイテクぶりです。
五稜郭に行かれるかたは、ぜひお見逃しなく。
お昼は、五稜郭にある函太郎
函館で一番人気のグルメ回転寿司です。
サーモン、えんがわ、うに、いくら、いか、たこ、
函太ロール、炙りサーモン、などなど
クーポン券で本日の汁椀もサービスしてもらいました。
ジャッキーは、サーモンをおかわりしまくってました。
あっという間に函太郎タワーのできあがりです。
こんなに美味しくて、こんなに食べて、
お会計は驚きのお値段でした。大満足です。
函館は、回転寿司のレベルが違います。
五稜郭タワーのふもとに、六花亭があります。
店内はお土産コーナーと喫茶コーナーになってます。
お洒落なお店です。
直営店なので、お菓子の種類も豊富。
ここで、空港では買えないお菓子を購入しました。
喫茶コーナーでは、デザートを注文すると、
コーヒーがセルフサービスで無料です。
商売上手ですね。
お客さんの心をちゃんとつかんでます。
別腹のデザートタイム
母は、雪こんチーズ
ジャッキーは、モンブラン
たまへいは、季節のストロベリーミニパフェ
そして、たまおやじが注文したモンブランは
Yと母のお腹に入りました。
雪こんチーズ、チーズが濃厚でおいしかった。
ゆとりをもっていたつもりが、
ティールームでくつろいでお土産を買っていると、バスの時間まであと15分ほどしかありません。
たいへんだ。
たまおやじとたまへいの2人が、ひと足先に走ってホテルに荷物をとりに行きました。
Yとジャッキーと母もはや足で歩きましたが、駅前のバス停までは思ったよりも距離があります。
途中、走りたくても走れない。息も絶え絶えです。
バスの時刻は12:44、なんとか2分ほど前にバス停につきました。
バスは少し遅れていたので、充分間に合いました。
帰りは、五稜郭駅前から路線バスで空港まで。
路線バスなのでのんびり函館の街を走ります。
函館競馬場の前を通り、湯の川団地を通り、函館の暮らしを眺めながらこの街ともお別れです。
Yが、「もう帰るのさみしいな。」と言いました。
空港で、保冷バックにスナッフルズをつめられるだけつめてもらって。
食べたいものがたくさんありすぎて、食べられなかった函館の塩ラーメン。
あじさいの塩ラーメンも買いました。これでもう思い残すものはありません。
ANA 函館発 14:35
名古屋着 16:10
お腹いっぱい、楽しさいっぱいの函館旅行はこれでおしまいです。
お土産に配ったスナッフルズのチーズオムレット。
すごくおいしかった~!というお礼のメールや言葉が続々と届きました。
函館の街、また行きたいな。次回はのんびりウォーキングができたらいいなと思います。
街あるきの楽しみのつきない街です。
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函館旅行 2日目
2011.03.20 |Category …旅行
函館旅行2日目の朝です。
朝風呂にはいりました。露天風呂からは、
昨日の夜はお月様、今日は朝日が輝いています。
元町の坂の上の教会も見えます。
鐘の音が聞こえてきました。
気持ちいい~。
そして、ラビスタで大人気の朝食バイキング。
美味しいものがいっぱい。
海鮮丼も食べ放題です。
これ、全部母が完食しました。
デザートにヨーグルトと果物と紅茶も。
食後は元町を散策しました。
大正12年に建てられた、日本最古のコンクリート電柱です。
大火の多かった函館は、
電柱もコンクリートでした。
函館には、いろんな市電が走っています。
昔の車両のレトロなものから、
トラムみたいな最新式のものから、
コカコーラまであります。
たまおやじの愛する、高田屋嘉兵衛です。
司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んで感銘をうけたそうです。
母はまだ読んでないので、今度読んでみよう。
右手奥に、うっすら雪の残る函館山が見えます。
函館は、坂の多い街。
すべての坂に名前がついています。
二十間坂を登ると見えてくるのが、
東本願寺函館別院です。
大正4年建築、日本で最初のコンクリート寺院です。
これも大火の多かった函館ならでは。
東本願寺のお寺の裏通りを歩くと、
お寺の屋根が見えてきます。
壮観です。
黒瓦のジャンボすべり台。
函館の街を歩けば黄色い消火栓にあたる。
いたるところに出没するこの黄色い消火栓。
お洒落ですね。母のお気に入りです。
函館は、海からの強い風が内陸まで入るため、
過去に何度も大火を経験しています。
なかでも昭和9年の函館大火は市街地の3分の1を
焼失しました。
大火の反省から防火用水道を整備し、
この消火栓は昭和12年から使用されているそうです。
色が黄色なのは、火事の時によく目立つため。
大三坂にあるカトリック元町教会。
今日は日曜日の大安です。
ミサと結婚式があるため、お御堂の中には入れませんでした。
元町教会の上の坂は、
チャチャ登りと呼ばれています。
チャチャとは、アイヌ語でおじいさん。
おじいさんのように腰を曲げて歩くほど急な坂です。
みんなで、チャチャ登り。
チャチャ登りすると、函館聖ヨハネ教会があります。
屋根は上から見ると十字架の形。
お洒落なデザインです。
坂を登りつめると函館の街が見晴らせます。
右と左に海があって、
その海にはさまれた小さな街が函館です。
ここから見ると、おとぎの国のようです。
素敵な街です。
こちらは、函館ハリスト正教会です。
日曜日のミサの時間でしたが、中に入ることができました。
東方正教会なので立像はなく、
聖堂の正面には美しいイコンがずらりとならんでいます。
イコンの美しさとミサの聖歌に、神聖な気持ちになりました。
この教会は鐘の音から、通称ガンガン寺と呼ばれています。
朝、露天風呂から聞こえた鐘の音はもしかして?
そして、ギャラリー村岡さんによりました。
北海道置戸町のオケクラフト。
木のぬくもりのある素朴な器です。
エゾマツからできています。
持ってみてびっくり。とても軽いんです。
そして水、油、汚れ、熱にも強く実用性もあります。
お椀は2つだけありました。
このお椀、微妙にサイズと色が違います。
まるで夫婦のようです。
函館記念に買いました。大切に使いたいと思います。
そしてこちらが、かの有名な海を見通す
八幡坂です。
旧函館区公会堂 明治43年建設
黄色と淡いブルーの美しい建物です。
バルコニーからは、
美しい函館の街と海が見晴らせます。
元町公園から基坂を下ると
旧イギリス領事館 大正2年建築 があります。
開港記念館となっています。
楽しく函館の歴史の勉強ができました。
函館は1854年、伊豆の下田とともに、
開港場に決定しました。
日本でもいち早く外国の文化が入った
ハイカラな街です。
函館には日本最初のものがいつくもあるそうです。
今日のお昼は、
函館名物、ラッキーピエロ
人気NO.1のチャイニーズチキンバーガーです。
中華風唐揚げが3つはさんであります。
柔らかくてジューシーでおいしい。
子供達の大好きな味です。
オリジナルラキポテ
ミートソース&チーズのソースがきめ手。
おもしろい組み合わせです。
ちょうどお昼時で、店内は満席。
お店の外のピエロの看板前のベンチで
いただきま~す!
ラッキーピエロ、ベイエリア店のお隣が
地元のコンビニチェーン、ハセガワストアです。
ハセストのやきとり弁当、食べてみたかった。
ちょっと函館人になった気分です。
函館では、なぜかやきとりと言えば、豚なんですね。
イートインコーナーがゆったりしていてくつろげます。
注文をうけてから焼いてくれるので出来たてです。
定番のタレと塩、両方注文しました。
母とYとジャッキーは、塩1本、
たまおやじとたまへいは、タレ1本を味見。
噂の弁当だけあって、味は二重丸です。
金森赤レンガ倉庫。
子供達も大好きなのでもう一度。
母は、ペイストリースナッフルズで
試食を楽しみました。
ここは、喫茶コーナーとテイクアウトがあります。
チーズオムレット、すっごく美味しい。
函館で一番人気なのもうなずけます。
新製品のキャラメルとチョコも試食しましたが、
やっぱり定番のチーズがいちばんです。
要冷蔵なので、ここでは試食だけにして。
帰りに、空港で買って帰ろう。
赤レンガ倉庫にある、
ミルキッシモのジェラート
母が選んだのは、まっかな富良野産のハスカップ。
子供達は、パンプキン、アップルパイ、ミルク。
Yの選んだパンプキンが一番。
金森赤れんが倉庫ともお別れです。
ホテルにもどって荷物を受け取り、
本日の宿、ドーミーイン五稜郭に移動です。
今回は、ネットで見つけた夢の競演プラン。
ラビスタ&ドーミーイン五稜郭 連泊プランです。
ドーミーインまでは、タクシーの無料送迎つきです。
この内容でこのお値段。なんと一泊5500円。
いますぐご予約を!
ドーミーイン五稜郭は、温泉はありませんが、
夜はラビスタの温泉までタクシー無料送迎もあります。
新しいビジネスホテルで清潔なのが嬉しい。
おまけに部屋が広くて、シモンズ製の大きなベット。
3人部屋には、ジェットバスもついていました。
ジャッキーが、「部屋はこっちのほうがいいね。」
Yも、「ベットが、こっちのほうが寝心地いい。」
さあ、みんなホテルの部屋でくつろぎタイムとなりました。
2階フリースペースには、漫画もずらりと置いてあります。
ベットで漫画も読み放題。男の子達にとっては夢のホテルです。
日の暮れるまでには、まだ2時間ほどあります。
まだまだ元気な母は、ウォーキングに出かけたくてたまらない。
「ひとりで五稜郭公園まで散歩に行ってきます。」と言うと、Yもついてきました。
ベイエリアが旧市街地とすれば、
五稜郭は、現在の市街地。街は賑やかです。
五稜郭公園へと続く大通りには、
あちこちにモニュメントがあります。
「はたらけど、はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手をみる」
石川啄木は、4ヶ月半ほど函館で暮らしました。
「死ぬときは函館で」と言わせたほど函館を
愛していたそうです。
お墓は、夫人の希望で函館に移されました。
Yと五稜郭公園を散歩しました。
タワーは明日の楽しみにとっておきます。
あした、ついに五稜郭の全貌があらわになるとき。
子供の頃、歴史の教科書で写真を見てから
ずっと憧れていた五稜郭。
わくわくします。
半月堡
五角形の五稜郭の1箇所だけに、
三角形の出塁があります。
郭内への出入口の防御のためです。
ほんとは五箇所すべてに作る予定でしたが、
工事規模の縮小から、カットされたそうです。
三角のとんがり、体感してみました。
夜は、ホテルから歩いて
活魚料理 いか清 です。
いかの看板が光ってます。
でも残念ながら日曜日で漁がないので、
活いかは食べられませんでした。
こちらは、にしんのおさしみ。
内地では食べたことないです。
海鮮焼き盛り合わせ、本ししゃも、
いかの内臓焼き、活たこの天ぷら、などなど。
一品料理で海の幸を堪能しました。
活ボタンえび
はじめて食べました。身が柔らかくてあまい。
車海老の踊り食いより、おいしいかも。
函館はなにを食べても美味しいです。
子供達は、ホテルの部屋のお風呂でいいと言うので、
たまおやじと2人無料送迎タクシーで
ラビスタの温泉につかりに行きました。気持ちよかった。
ドーミーインは夜9時半からフリースペースで
夜鳴きそばの無料サービスもありました。
いたれりつくせりです。
函館旅行記最終日に続く
朝風呂にはいりました。露天風呂からは、
昨日の夜はお月様、今日は朝日が輝いています。
元町の坂の上の教会も見えます。
鐘の音が聞こえてきました。
気持ちいい~。
そして、ラビスタで大人気の朝食バイキング。
美味しいものがいっぱい。
海鮮丼も食べ放題です。
これ、全部母が完食しました。
デザートにヨーグルトと果物と紅茶も。
食後は元町を散策しました。
大正12年に建てられた、日本最古のコンクリート電柱です。
大火の多かった函館は、
電柱もコンクリートでした。
函館には、いろんな市電が走っています。
昔の車両のレトロなものから、
トラムみたいな最新式のものから、
コカコーラまであります。
たまおやじの愛する、高田屋嘉兵衛です。
司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んで感銘をうけたそうです。
母はまだ読んでないので、今度読んでみよう。
右手奥に、うっすら雪の残る函館山が見えます。
函館は、坂の多い街。
すべての坂に名前がついています。
二十間坂を登ると見えてくるのが、
東本願寺函館別院です。
大正4年建築、日本で最初のコンクリート寺院です。
これも大火の多かった函館ならでは。
東本願寺のお寺の裏通りを歩くと、
お寺の屋根が見えてきます。
壮観です。
黒瓦のジャンボすべり台。
函館の街を歩けば黄色い消火栓にあたる。
いたるところに出没するこの黄色い消火栓。
お洒落ですね。母のお気に入りです。
函館は、海からの強い風が内陸まで入るため、
過去に何度も大火を経験しています。
なかでも昭和9年の函館大火は市街地の3分の1を
焼失しました。
大火の反省から防火用水道を整備し、
この消火栓は昭和12年から使用されているそうです。
色が黄色なのは、火事の時によく目立つため。
大三坂にあるカトリック元町教会。
今日は日曜日の大安です。
ミサと結婚式があるため、お御堂の中には入れませんでした。
元町教会の上の坂は、
チャチャ登りと呼ばれています。
チャチャとは、アイヌ語でおじいさん。
おじいさんのように腰を曲げて歩くほど急な坂です。
みんなで、チャチャ登り。
チャチャ登りすると、函館聖ヨハネ教会があります。
屋根は上から見ると十字架の形。
お洒落なデザインです。
坂を登りつめると函館の街が見晴らせます。
右と左に海があって、
その海にはさまれた小さな街が函館です。
ここから見ると、おとぎの国のようです。
素敵な街です。
こちらは、函館ハリスト正教会です。
日曜日のミサの時間でしたが、中に入ることができました。
東方正教会なので立像はなく、
聖堂の正面には美しいイコンがずらりとならんでいます。
イコンの美しさとミサの聖歌に、神聖な気持ちになりました。
この教会は鐘の音から、通称ガンガン寺と呼ばれています。
朝、露天風呂から聞こえた鐘の音はもしかして?
そして、ギャラリー村岡さんによりました。
北海道置戸町のオケクラフト。
木のぬくもりのある素朴な器です。
エゾマツからできています。
持ってみてびっくり。とても軽いんです。
そして水、油、汚れ、熱にも強く実用性もあります。
お椀は2つだけありました。
このお椀、微妙にサイズと色が違います。
まるで夫婦のようです。
函館記念に買いました。大切に使いたいと思います。
そしてこちらが、かの有名な海を見通す
八幡坂です。
旧函館区公会堂 明治43年建設
黄色と淡いブルーの美しい建物です。
バルコニーからは、
美しい函館の街と海が見晴らせます。
元町公園から基坂を下ると
旧イギリス領事館 大正2年建築 があります。
開港記念館となっています。
楽しく函館の歴史の勉強ができました。
函館は1854年、伊豆の下田とともに、
開港場に決定しました。
日本でもいち早く外国の文化が入った
ハイカラな街です。
函館には日本最初のものがいつくもあるそうです。
今日のお昼は、
函館名物、ラッキーピエロ
人気NO.1のチャイニーズチキンバーガーです。
中華風唐揚げが3つはさんであります。
柔らかくてジューシーでおいしい。
子供達の大好きな味です。
オリジナルラキポテ
ミートソース&チーズのソースがきめ手。
おもしろい組み合わせです。
ちょうどお昼時で、店内は満席。
お店の外のピエロの看板前のベンチで
いただきま~す!
ラッキーピエロ、ベイエリア店のお隣が
地元のコンビニチェーン、ハセガワストアです。
ハセストのやきとり弁当、食べてみたかった。
ちょっと函館人になった気分です。
函館では、なぜかやきとりと言えば、豚なんですね。
イートインコーナーがゆったりしていてくつろげます。
注文をうけてから焼いてくれるので出来たてです。
定番のタレと塩、両方注文しました。
母とYとジャッキーは、塩1本、
たまおやじとたまへいは、タレ1本を味見。
噂の弁当だけあって、味は二重丸です。
金森赤レンガ倉庫。
子供達も大好きなのでもう一度。
母は、ペイストリースナッフルズで
試食を楽しみました。
ここは、喫茶コーナーとテイクアウトがあります。
チーズオムレット、すっごく美味しい。
函館で一番人気なのもうなずけます。
新製品のキャラメルとチョコも試食しましたが、
やっぱり定番のチーズがいちばんです。
要冷蔵なので、ここでは試食だけにして。
帰りに、空港で買って帰ろう。
赤レンガ倉庫にある、
ミルキッシモのジェラート
母が選んだのは、まっかな富良野産のハスカップ。
子供達は、パンプキン、アップルパイ、ミルク。
Yの選んだパンプキンが一番。
金森赤れんが倉庫ともお別れです。
ホテルにもどって荷物を受け取り、
本日の宿、ドーミーイン五稜郭に移動です。
今回は、ネットで見つけた夢の競演プラン。
ラビスタ&ドーミーイン五稜郭 連泊プランです。
ドーミーインまでは、タクシーの無料送迎つきです。
この内容でこのお値段。なんと一泊5500円。
いますぐご予約を!
ドーミーイン五稜郭は、温泉はありませんが、
夜はラビスタの温泉までタクシー無料送迎もあります。
新しいビジネスホテルで清潔なのが嬉しい。
おまけに部屋が広くて、シモンズ製の大きなベット。
3人部屋には、ジェットバスもついていました。
ジャッキーが、「部屋はこっちのほうがいいね。」
Yも、「ベットが、こっちのほうが寝心地いい。」
さあ、みんなホテルの部屋でくつろぎタイムとなりました。
2階フリースペースには、漫画もずらりと置いてあります。
ベットで漫画も読み放題。男の子達にとっては夢のホテルです。
日の暮れるまでには、まだ2時間ほどあります。
まだまだ元気な母は、ウォーキングに出かけたくてたまらない。
「ひとりで五稜郭公園まで散歩に行ってきます。」と言うと、Yもついてきました。
ベイエリアが旧市街地とすれば、
五稜郭は、現在の市街地。街は賑やかです。
五稜郭公園へと続く大通りには、
あちこちにモニュメントがあります。
「はたらけど、はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手をみる」
石川啄木は、4ヶ月半ほど函館で暮らしました。
「死ぬときは函館で」と言わせたほど函館を
愛していたそうです。
お墓は、夫人の希望で函館に移されました。
Yと五稜郭公園を散歩しました。
タワーは明日の楽しみにとっておきます。
あした、ついに五稜郭の全貌があらわになるとき。
子供の頃、歴史の教科書で写真を見てから
ずっと憧れていた五稜郭。
わくわくします。
半月堡
五角形の五稜郭の1箇所だけに、
三角形の出塁があります。
郭内への出入口の防御のためです。
ほんとは五箇所すべてに作る予定でしたが、
工事規模の縮小から、カットされたそうです。
三角のとんがり、体感してみました。
夜は、ホテルから歩いて
活魚料理 いか清 です。
いかの看板が光ってます。
でも残念ながら日曜日で漁がないので、
活いかは食べられませんでした。
こちらは、にしんのおさしみ。
内地では食べたことないです。
海鮮焼き盛り合わせ、本ししゃも、
いかの内臓焼き、活たこの天ぷら、などなど。
一品料理で海の幸を堪能しました。
活ボタンえび
はじめて食べました。身が柔らかくてあまい。
車海老の踊り食いより、おいしいかも。
函館はなにを食べても美味しいです。
子供達は、ホテルの部屋のお風呂でいいと言うので、
たまおやじと2人無料送迎タクシーで
ラビスタの温泉につかりに行きました。気持ちよかった。
ドーミーインは夜9時半からフリースペースで
夜鳴きそばの無料サービスもありました。
いたれりつくせりです。
函館旅行記最終日に続く
北の果て蝦夷の地におりたつ 函館旅行記1日目
2011.03.19 |Category …旅行
2011年3月19日~21日の3日間、函館旅行に行ってきました。
自粛しようかギリギリまで迷いました。
函館は震災の1週間後、飛行機、宿、市内交通、観光施設のほとんどが通常営業していました。
Yの受験が終ったら行こうと半年前から計画をたてていたので思い切って決行しました。
たまおやじの車で朝9時過ぎに家を出発してセントレアへ。
近くのパン屋さんで昨日予約しておいたカツサンドを受け取りました。機内食はこれにかぎります。
空港まで送迎つきのジャンボ駐車場にとめました。2泊3日で3400円です。
はじめてセントレアを車で利用しましたが便利です。これなら帰りにお土産が増えても楽々ですね。
充分に余裕をもって出発したので手荷物を預けた後、出発便までにまだ1時間半以上ありました。
ここのところ疲れがたまってひどい肩こりに悩まされていた母。
旅の疲れを癒すのではなく、旅に行く前に疲れを癒す。
これが究極の旅を楽しむコツです。
みんながお茶してる間、ターミナルビル4Fにあるリフレッシュサロン、グランラフィネに癒しをもとめて。
ボディケア30分コース¥4095の中身は、
アジアンテイストの個室の癒しの空間ではじまります。
まず専用の部屋着に着替え、アロマの足湯から。暖かくて気持ちいいラベンダーのかおりです。
そして上半身を念入りにマッサージ、最後に生姜入りのハーブティーがつきました。
すごく気持ちよかった。にっこり笑顔になった母。
いざ出発。さかまく波を乗り越えて。
今回の旅行のために、ANAマイレージクラブEdyカードに家族全員入会しました。
今ならキャンペーン期間中でEdyカード発行手数料が無料です。
はじめてスキップサービスを利用しました。
手荷物もカードで預けられるし、搭乗時刻の15分前に保安検査場を通り、10分前に搭乗口に行けば
カードでスルーできます。
これは便利。
行きの便は、スーパー旅割を発売日にネット予約しました。
帰りの便は、旅割の設定がなかったので、普通席を株主優待で発売日にネット予約しました。
株主優待券は、ヤフーオークションで手にいれました。
ANA 名古屋 12:30発
函館 14:00着
函館空港からシャトルバスでベイエリアへと向かいました。
バスが走りはじめてしばらくすると車窓から、さかまく波が見えてきた。
ついに北の果て蝦夷の地におりたつ。
函館はどこか、うら寂しさのただよう北の街。
古びたコンクリートの家が建ち並び、
そのコンクリートの壁のひび割れに哀愁が漂う街。
函館は古くから開けた港町なので、
横浜や神戸のような華やかな街を想像していました。
北の街のうら寂しさが、胸にしみます。
年老いていく寂しさにもにて。ベニスに死すみたい。
函館のこの街の雰囲気がとても好き。
でも真冬にひとり旅をしたら、寂しくてたまらなくなるかも。
今回、女性のおひとり様をよく見かけました。なぜか将来の母の姿と重ねあわさってしまった。
旅は道連れ、一緒に行ってくれる人があればそれもまた楽し。
ひとりで人生を見つめなおしてみるのもよし。
函館は風が強くて冷たいけれど、とてもいいお天気。
2日前に行った京都のほうが、よっぽど寒かった。
雪も函館山以外は残っていませんでした。心して準備してきた防寒具も出番がなさそうです。
北海道は建物の中がとても暖かい。自分のおうちのほうが寒いくらいです。
ホテルは函館で一番人気の、ラビスタ函館ベイ。
ホテルの部屋が暑いのでフロントに電話をして、
頑丈なガラス窓のロックを解除してもらいました。
窓から心地よい冷たい風が入ってきます。
目の前には、赤レンガ倉庫と
函館山が見える絶好のロケーションです。
ウェルカムサービスはレトロなニッコーのカップで。
コーヒー豆とミルが用意してあるので、挽きたてです。
一息ついたら、ホテルの周りを散策しました。
はこだて明治館(旧函館郵便局)
お土産屋さんになっています。
ここで函館ワインのハーフボトルを
たまおやじが記念に買いました。
北海道に来たら、木のお椀を買いたいと思っていた母。
函館は、木工製品は作ってないそうです。
明治館のなかに、木工製品を売るお店がありました。
お椀はおいてなかったので、
聖ヨハネ教会の隣にあるギャラリー村岡さんを
紹介してもらいました。明日、行ってみよっと。
金森赤レンガ倉庫。
函館湾を臨む場所に、明治時代の赤レンガ倉庫が
何棟も並んでいます。
ここはお洒落なショッピングモール。
ショッピングが楽しみなのは女の子だけじゃなかった。
ジャッキーとたまへいも、喜んでいました。
函館は物価が安くて
子供達はお買い物に大満足。
Yは、背びれのはえたGOKKOTシャツ 1200円
ジャッキーは、キャンパス地のショルダー 1050円
たまへいは、市松模様の長財布 2100円
夕方まで、ひとしきりお買い物を楽しみました。
5:30にホテルに夜景観光のバスがお迎えにきました。
Mt.函館夜景ロマンコースです。
ロープーウェイで函館山に登りました。
ちょうど満月の夜。
夜景と月明かりが海を照らしてとてもロマンチック。
震災の影響で観光客が激減したため、
最前列で夜景を堪能できました。
節電のためライトアップを自粛していましたが、
それでも100%満足の夜景でした。
そして夜は、たまおやじのために企画した
生ラムジンギスカンです。
夜景観光バスを函館駅で降りました。
松風町にあるお店の名前は、GanGuro
赤提灯が灯り、カウンター席と奥にテーブル席がひとつ。
居酒屋さんのような、こじんまりとしたお店です。
家族なので奥のテーブル席につきました。
七輪がすっぽりおさまるように、
テーブルが堀ってあります。ナイスアイデア。
七輪の炭火で焼く、生ラムジンギスカン
モンゴル岩塩か特製醤油だれでいただきます。
はじめて食べましたが、食べてびっくり。まったく臭みがないのです。すごく美味しい。
今まで食べたラム肉とは別物でした。函館でラムの美味しさに開眼しました。
このお店は、アイスランド産ラムとオーストラリア産ラムと2種類あって選ぶことができます。
お店のお姉さんが、「全然違うから、まず1人前ずつ両方食べてみて、お好きなほうをどうぞ。」
と勧めてくれました。
アイスランド産は、たとえて言うなら、コクのあるもも肉。
オーストラリア産は、たとえて言うなら、柔らかなロース肉。
う~ん、どちらにしようかまよっちゃう。
家族会議の結果、Yとジャッキーはアイスランド産、たまおやじとたまへいはオーストラリア産。
母は、どちらも捨てがたい。
結局、アイスランド対オーストラリアでじゃんけんをして、アイスランドの勝ち~!
アイスランドの羊さんをお腹いっぱい食べた後、最後に名残惜しいので、
オーストラリアの羊さんも追加して食べました。
この生ラムジンギスカンは、お肉が焼肉のタレにつけてないのでおいしいんです。
自分で味を加減できるし、ラムは低脂肪なので、思ったよりもたくさん食べられます。
ホテルまで歩いて帰りました。
最初は市電に乗ろうと思ったけど、電車を待ってるほうが寒い。
腹ごなしにはほどよい距離でした。函館は歩いて観光できる街です。
さあお楽しみの温泉タイム、源泉かけ流しです。
ホテルの13階にあって、展望露天風呂もあります。
塩分がとても強い茶褐色の温泉です。
しょっぱいけれど、お肌スベスベ。
露天風呂は外気が冷たくてのぼせないので、
長時間ゆっくりつかることができます。
函館山に浮かぶ満月と夜景を眺めながら。サイコーです。
お風呂あがりに、アイスキャンディーの
セルフサービスがあります。食べ放題なんですが、
当たりがでちゃった。
なにかいいことあるかな。
お風呂あがりは、予約しておいたマッサージタイムです。
母は、ボディケア 30分コース ¥3500
Yは、リフレクソロジー 30分コース ¥3500 初体験です。
ホテルでこのお値段。やっぱり函館は物価が安い。
朝はうら若き女性の手で癒され、夜は力強いおじさまの手で癒されました。
すべてがつぼにはまっていて、どこを押さえられても痛いのですが、
念入りにマッサージをして下さいました。とっても上手でした。
終了後、おじさまのひとこと。
「思いのほか、凝ってました。」
Yは京都の卒業旅行から帰って翌日、函館に飛んだので足がパンパンにはっていました。
お姉さんに足つぼマッサージしてもらって、とても気持ちよかったそうです。
ホテルの部屋にもどって、
明治館で買った
函館夜景ラベルのワインで乾杯です。
窓越しに、夜景を眺めながら、
函館の夜はふけていきました。
函館旅行記、2日目につづく
自粛しようかギリギリまで迷いました。
函館は震災の1週間後、飛行機、宿、市内交通、観光施設のほとんどが通常営業していました。
Yの受験が終ったら行こうと半年前から計画をたてていたので思い切って決行しました。
たまおやじの車で朝9時過ぎに家を出発してセントレアへ。
近くのパン屋さんで昨日予約しておいたカツサンドを受け取りました。機内食はこれにかぎります。
空港まで送迎つきのジャンボ駐車場にとめました。2泊3日で3400円です。
はじめてセントレアを車で利用しましたが便利です。これなら帰りにお土産が増えても楽々ですね。
充分に余裕をもって出発したので手荷物を預けた後、出発便までにまだ1時間半以上ありました。
ここのところ疲れがたまってひどい肩こりに悩まされていた母。
旅の疲れを癒すのではなく、旅に行く前に疲れを癒す。
これが究極の旅を楽しむコツです。
みんながお茶してる間、ターミナルビル4Fにあるリフレッシュサロン、グランラフィネに癒しをもとめて。
ボディケア30分コース¥4095の中身は、
アジアンテイストの個室の癒しの空間ではじまります。
まず専用の部屋着に着替え、アロマの足湯から。暖かくて気持ちいいラベンダーのかおりです。
そして上半身を念入りにマッサージ、最後に生姜入りのハーブティーがつきました。
すごく気持ちよかった。にっこり笑顔になった母。
いざ出発。さかまく波を乗り越えて。
今回の旅行のために、ANAマイレージクラブEdyカードに家族全員入会しました。
今ならキャンペーン期間中でEdyカード発行手数料が無料です。
はじめてスキップサービスを利用しました。
手荷物もカードで預けられるし、搭乗時刻の15分前に保安検査場を通り、10分前に搭乗口に行けば
カードでスルーできます。
これは便利。
行きの便は、スーパー旅割を発売日にネット予約しました。
帰りの便は、旅割の設定がなかったので、普通席を株主優待で発売日にネット予約しました。
株主優待券は、ヤフーオークションで手にいれました。
ANA 名古屋 12:30発
函館 14:00着
函館空港からシャトルバスでベイエリアへと向かいました。
バスが走りはじめてしばらくすると車窓から、さかまく波が見えてきた。
ついに北の果て蝦夷の地におりたつ。
函館はどこか、うら寂しさのただよう北の街。
古びたコンクリートの家が建ち並び、
そのコンクリートの壁のひび割れに哀愁が漂う街。
函館は古くから開けた港町なので、
横浜や神戸のような華やかな街を想像していました。
北の街のうら寂しさが、胸にしみます。
年老いていく寂しさにもにて。ベニスに死すみたい。
函館のこの街の雰囲気がとても好き。
でも真冬にひとり旅をしたら、寂しくてたまらなくなるかも。
今回、女性のおひとり様をよく見かけました。なぜか将来の母の姿と重ねあわさってしまった。
旅は道連れ、一緒に行ってくれる人があればそれもまた楽し。
ひとりで人生を見つめなおしてみるのもよし。
函館は風が強くて冷たいけれど、とてもいいお天気。
2日前に行った京都のほうが、よっぽど寒かった。
雪も函館山以外は残っていませんでした。心して準備してきた防寒具も出番がなさそうです。
北海道は建物の中がとても暖かい。自分のおうちのほうが寒いくらいです。
ホテルは函館で一番人気の、ラビスタ函館ベイ。
ホテルの部屋が暑いのでフロントに電話をして、
頑丈なガラス窓のロックを解除してもらいました。
窓から心地よい冷たい風が入ってきます。
目の前には、赤レンガ倉庫と
函館山が見える絶好のロケーションです。
ウェルカムサービスはレトロなニッコーのカップで。
コーヒー豆とミルが用意してあるので、挽きたてです。
一息ついたら、ホテルの周りを散策しました。
はこだて明治館(旧函館郵便局)
お土産屋さんになっています。
ここで函館ワインのハーフボトルを
たまおやじが記念に買いました。
北海道に来たら、木のお椀を買いたいと思っていた母。
函館は、木工製品は作ってないそうです。
明治館のなかに、木工製品を売るお店がありました。
お椀はおいてなかったので、
聖ヨハネ教会の隣にあるギャラリー村岡さんを
紹介してもらいました。明日、行ってみよっと。
金森赤レンガ倉庫。
函館湾を臨む場所に、明治時代の赤レンガ倉庫が
何棟も並んでいます。
ここはお洒落なショッピングモール。
ショッピングが楽しみなのは女の子だけじゃなかった。
ジャッキーとたまへいも、喜んでいました。
函館は物価が安くて
子供達はお買い物に大満足。
Yは、背びれのはえたGOKKOTシャツ 1200円
ジャッキーは、キャンパス地のショルダー 1050円
たまへいは、市松模様の長財布 2100円
夕方まで、ひとしきりお買い物を楽しみました。
5:30にホテルに夜景観光のバスがお迎えにきました。
Mt.函館夜景ロマンコースです。
ロープーウェイで函館山に登りました。
ちょうど満月の夜。
夜景と月明かりが海を照らしてとてもロマンチック。
震災の影響で観光客が激減したため、
最前列で夜景を堪能できました。
節電のためライトアップを自粛していましたが、
それでも100%満足の夜景でした。
そして夜は、たまおやじのために企画した
生ラムジンギスカンです。
夜景観光バスを函館駅で降りました。
松風町にあるお店の名前は、GanGuro
赤提灯が灯り、カウンター席と奥にテーブル席がひとつ。
居酒屋さんのような、こじんまりとしたお店です。
家族なので奥のテーブル席につきました。
七輪がすっぽりおさまるように、
テーブルが堀ってあります。ナイスアイデア。
七輪の炭火で焼く、生ラムジンギスカン
モンゴル岩塩か特製醤油だれでいただきます。
はじめて食べましたが、食べてびっくり。まったく臭みがないのです。すごく美味しい。
今まで食べたラム肉とは別物でした。函館でラムの美味しさに開眼しました。
このお店は、アイスランド産ラムとオーストラリア産ラムと2種類あって選ぶことができます。
お店のお姉さんが、「全然違うから、まず1人前ずつ両方食べてみて、お好きなほうをどうぞ。」
と勧めてくれました。
アイスランド産は、たとえて言うなら、コクのあるもも肉。
オーストラリア産は、たとえて言うなら、柔らかなロース肉。
う~ん、どちらにしようかまよっちゃう。
家族会議の結果、Yとジャッキーはアイスランド産、たまおやじとたまへいはオーストラリア産。
母は、どちらも捨てがたい。
結局、アイスランド対オーストラリアでじゃんけんをして、アイスランドの勝ち~!
アイスランドの羊さんをお腹いっぱい食べた後、最後に名残惜しいので、
オーストラリアの羊さんも追加して食べました。
この生ラムジンギスカンは、お肉が焼肉のタレにつけてないのでおいしいんです。
自分で味を加減できるし、ラムは低脂肪なので、思ったよりもたくさん食べられます。
ホテルまで歩いて帰りました。
最初は市電に乗ろうと思ったけど、電車を待ってるほうが寒い。
腹ごなしにはほどよい距離でした。函館は歩いて観光できる街です。
さあお楽しみの温泉タイム、源泉かけ流しです。
ホテルの13階にあって、展望露天風呂もあります。
塩分がとても強い茶褐色の温泉です。
しょっぱいけれど、お肌スベスベ。
露天風呂は外気が冷たくてのぼせないので、
長時間ゆっくりつかることができます。
函館山に浮かぶ満月と夜景を眺めながら。サイコーです。
お風呂あがりに、アイスキャンディーの
セルフサービスがあります。食べ放題なんですが、
当たりがでちゃった。
なにかいいことあるかな。
お風呂あがりは、予約しておいたマッサージタイムです。
母は、ボディケア 30分コース ¥3500
Yは、リフレクソロジー 30分コース ¥3500 初体験です。
ホテルでこのお値段。やっぱり函館は物価が安い。
朝はうら若き女性の手で癒され、夜は力強いおじさまの手で癒されました。
すべてがつぼにはまっていて、どこを押さえられても痛いのですが、
念入りにマッサージをして下さいました。とっても上手でした。
終了後、おじさまのひとこと。
「思いのほか、凝ってました。」
Yは京都の卒業旅行から帰って翌日、函館に飛んだので足がパンパンにはっていました。
お姉さんに足つぼマッサージしてもらって、とても気持ちよかったそうです。
ホテルの部屋にもどって、
明治館で買った
函館夜景ラベルのワインで乾杯です。
窓越しに、夜景を眺めながら、
函館の夜はふけていきました。
函館旅行記、2日目につづく