秋の実いろいろ
2011.11.26 |Category …ウォーキング
今日は土曜日。
いいお天気なので植物園にウォーキング。
くさぎの実
葉っぱがくさいから、くさぎ。
実は、草木染の紫の色になるそうです。
どんな色に染まるのかな。
自然の色で染める草木染。
いつか染めてみたい。
とても興味があります。
くちなしの実
実が赤く熟しても、割れて口を開かないから
口なし。
今シーズンの紅葉ウォーキングは今日がはじめて。
とても楽しみにしていたのですが、
もう11月の終わりというのに、紅葉はいまひとつ。
このまま、きれいに色づく前に
茶色くなって散ってしまうんでしょうか?
悲しいな。
帰り道に、ギャラリー龍屋によりました。
猿投山に登った時に見つけたこの写真の赤い実の
名前がわかりました。
山帰来 サンキライ
ギャラリーにはサンキライの絵が飾られ、
ドライフラワーにしたサンキライの枝と実も
ディスプレーされていました。
サンキライの根茎には解毒作用があるそうです。
昔から野山に多く自生していたサンキライ。
病気になった人が山に入って病気をなおして
帰ってきたから、山帰来。
茎にとげがあって猿が捕まるから、別名、サルトリイバラ。
植物の名前のつけかたってほんとうに面白い。
秋の実いろいろ、ウォーキングの楽しみ。
ますます山歩きが好きになってしまいそう。
自然に一歩近づくことができるから。
明日は校区のふれあいウォーキングのイベントが植物園であり、
山仲間のJちゃん、Kちゃんと一緒に植物園を歩きます。
1人もいいけど、友達と歩くのも楽しいね。
参加料は無料で、お茶、おにぎり、粗品がもらえるんだそう。
いつもの道を歩くだけでおにぎりがもらえるなんて、スペシャルなイベントですよ。
楽しみだ~!
いいお天気なので植物園にウォーキング。
くさぎの実
葉っぱがくさいから、くさぎ。
実は、草木染の紫の色になるそうです。
どんな色に染まるのかな。
自然の色で染める草木染。
いつか染めてみたい。
とても興味があります。
くちなしの実
実が赤く熟しても、割れて口を開かないから
口なし。
今シーズンの紅葉ウォーキングは今日がはじめて。
とても楽しみにしていたのですが、
もう11月の終わりというのに、紅葉はいまひとつ。
このまま、きれいに色づく前に
茶色くなって散ってしまうんでしょうか?
悲しいな。
帰り道に、ギャラリー龍屋によりました。
猿投山に登った時に見つけたこの写真の赤い実の
名前がわかりました。
山帰来 サンキライ
ギャラリーにはサンキライの絵が飾られ、
ドライフラワーにしたサンキライの枝と実も
ディスプレーされていました。
サンキライの根茎には解毒作用があるそうです。
昔から野山に多く自生していたサンキライ。
病気になった人が山に入って病気をなおして
帰ってきたから、山帰来。
茎にとげがあって猿が捕まるから、別名、サルトリイバラ。
植物の名前のつけかたってほんとうに面白い。
秋の実いろいろ、ウォーキングの楽しみ。
ますます山歩きが好きになってしまいそう。
自然に一歩近づくことができるから。
明日は校区のふれあいウォーキングのイベントが植物園であり、
山仲間のJちゃん、Kちゃんと一緒に植物園を歩きます。
1人もいいけど、友達と歩くのも楽しいね。
参加料は無料で、お茶、おにぎり、粗品がもらえるんだそう。
いつもの道を歩くだけでおにぎりがもらえるなんて、スペシャルなイベントですよ。
楽しみだ~!
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初ソウル 母娘の旅 最終目 ~また来る日まで~
2011.11.13 |Category …旅行
今日はソウル最終日、3日目です。
2日連続で夜遅かったので、今朝はちょっとゆっくりしたい。
朝9時に目覚ましをかけました。
でも母は、朝早くから目が覚めてしまった。
Yが隣のベットで爆睡してる間に、ホテルのバスタブにつかりゆったり朝風呂です。
そして、朝のお茶を一服。
コンセントが猿顔でかわいかったから写真をパチリ。
韓国には電圧が2種類あります。
コンセントも韓国タイプ、日本タイプと2種類ありました。
変圧器がなくても大丈夫。
歯ブラシは持って行って下さいね。
韓国は衛生上の理由からホテルに歯ブラシを
置かないんだそうです。
もちろん、フロントでも買えますが。
さて、ホテルから歩いて朝ごはんを食べに行きます。
今回の旅のミッション その16
サムゲタンとあわび粥を食べる
ガイドのLEEさんに教えてもらったサムゲタンのお店。
大韓参鶏湯です。
日曜日の朝9時50分、お客さんは誰もいません。
母娘2人だけの貸切です。
窓際の席に座りました。
ビルの2階にあり、
窓からはソウルタワーが見えました。素敵。
ずらりと並んだパンチャン(おかず)達。
韓国では飲食店に入るとおかずはサービスです。
キムチの味はお店によって様々。
水っぽかったり、酸っぱかったり。
このお店のキムチがNO.1でした。
今回の旅行で食べた中で一番美味しかった。
上段左から、にんにく、塩こしょう、韓国味噌、
これはサムゲタンにお好みで入れるもの。
2段目は、大根と白菜のキムチ。
下段は、左からイカのキムチ、韓国海苔、もやし和え。
パンチャンはどれも絶品でした。
朝からサムゲタン、豪華ですよ~。
高麗人参酒が小さな杯に一杯つきました。
サムゲタンに入れてもいいし、飲んでもいいとのこと。
入れるの忘れて、食べちゃいました。
にんにくも、最後にYが一片口に入れたら
大変なことに・・・。なんと生にんにくでした。
にんにくは、サムゲタンの鍋がぐつぐつ煮えてるうちに、
お好みで入れるものだったんですね。
韓国味噌はかおりが強く癖があるので、
塩こしょうのほうが美味しかったです。
こちらは、あわび粥。
サムゲタン&あわび粥のスペシャル朝ごはん。
朝から精力つけて頑張ります。
今日は最終日。お昼ごはんを食べてる間も惜しいので、
朝昼兼用です。
このお店のアジュマは優しくて感じのいい人でした。
サムゲタン 14000ウォン
あわび粥 11000ウォン
合計25000ウォンでしたが、なんと!
2000ウォンのキャッシュバックがありました。
会計の時、「ショッピングカードありますか?」 と日本語で聞かれました。
「ショッピングカード??ない。」 と答えましたが、
ふと思いついて、最初の日にガイドのLEEさんからもらった免税店の割引券を見せました。
これが使えました。2000ウォンのキャッシュバック。
結局ソウル滞在中、免税店には一度も行かなかったけれど、こんなところで割引券が使えるとは。
思いがけないサービスでした。
マシッソヨ!カムサハムニダ!
ホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウトしました。
荷物は出発までフロントで預かってもらえます。
タイムリミットは午後2:40。
ホテルに空港までの送迎の車が来る時間です。
今回の旅のミッション その17
南大門(ナムデモン)でお買い物
ホテルから南大門まで歩いて10分ほどでした。
新世界百貨店の横を通り、登山用品店が並ぶ前を
通り、南大門ゲート6に到着しました。
時刻は11時20分。
「なにここ!めっちゃいいじゃん!」
Yと顔を見あわせ、わくわく。こういう市場が、
実はいちばん2人の性に合っているのです。
Yは、KーPOPのショップを見つけました。
カレンダー、ポストカード、ポスターなど、友達のお土産や自分のお気に入りのアイドルものを
買いこんでいました。
値切るときのきまり文句は、
カッカジュセヨ
なんですが、
Yがバイト先の韓国料理屋さんのママに教えてもらった言葉は、
クニャンチュセヨ
「なんかないの~」って意味。
カッカジュセヨは、まけてよ~って感じで、お店の人はあまりいい感じしないよとのこと。
お店のおじさんにYが、クニャンチュセヨ と言うと、
おじさんこの言葉には、すかさず反応しました。
クニャンチュセヨ とつぶやきながら、嬉しそうに棚をごそごそ。
「シャイニーの携帯ストラップあげるよ!」 やったー!
クニャンチュセヨ
いい言葉です。
母がほしかったのは、ステンレスのキムチ容器。
大、中、小といれこになります。
臭いも色もつかない、汁もれもしないというすぐれ物。
D棟の食器売り場にありました。
ここのおじさんはあんまり感じよくなかった。
日本人とみてふっかけられたかな。
最初3つで33000ウォン
高いと言ったら、
30000ウォン、
それでも渋っていたら、
28000ウォン。
まだちょっと高いかなと思ったけれど、他のお店を見ている時間も余裕もないので、お買いあげ。
南大門はメインストリートから1本なかに入るとさらに面白い。
メインストリートは、日本語で客引きするおじさん達ばかりですが、
1本なかに入ると、韓国語しか話せないアジュマ達がいっぱい。
ちょうどお昼時、店先の椅子に座って白いご飯にパンチャンを並べてみんなで
お昼御飯を食べていました。南大門の日常の風景。
通りの奥に歩いていくとありました、アーミー用品売り場。
こんなジャケット、ジャッキーとたまへいが喜ぶんじゃないかな。
Yがアジュマと交渉してくれました。
まずは、サイズがわからない。
Yが身振り、手振りで、
チェ(わたしの) ナムドンセン(おとうと) 背が高い。 サイズは?
アジュマが、ジャケットの背に縫い付けてあるラベルの数字を指差して韓国語でなにやら。
どうやら、その数字がサイズを表しているようです。
韓国サイズは、
90(S) 95(M) 100(L) 105(LL)
ウォンの現金も底をついて、ここではカードも使えなさそう。
日本円で支払うことを条件に、交渉成立。
言葉が通じないってことは、こんなにも不便なことなんですね。
数字が世界共通でよかった! Yのひとこと。
南大門は迷路のようで、ありとあらゆる物が売られていて、
じっくり見たら丸1日あっても足りないくらい。わくわくする場所です。
来た道をもどって、登山用品通りへ。
母はここで山んばの衣装をゲットしました。
せっかくだから、韓国ブランドできめたい。
韓国のアウトドアブランド TrekSta
登山ベストを旅行記念のお土産に。
たまおやじもおそろいのブランドで
揃えたかったんだけど。
サイズがMしかなかったので残念ながら、
別ブランドになりました。
歩いて明洞に戻ってきました。
午後1時です。
ソウルに着いた金曜日の夜から、
ユニクロの前を通るたび、長蛇の列です。
韓国人も並ぶのが好き?
どうやら金曜日がユニクロ明洞店のオープン
だったみたい。
道ゆく人、みんなユニクロの紙袋をぶらさげてます。
まだ正札のついてるジャンバーを袋からだして、
さっそく着てるおじさんの姿も、かわいいね。
さあ明洞の街で、
買い残した最後のお買い物。
明洞の街は、
メインストリートから一本はいると
こんなに細い、秘密の路地があるんです。
ビルとビルのハザマに、
ひしめき合うように、居酒屋さんが
並んでたりして。
路地裏探検って面白いね。
Yが行きたかったお店。
パンコート
探しまわって、ようやく見つけました。
時刻は2時、なんとか間に合いました。
K-POPスターも着てる、
韓国オリジナルブランド。
POPな動物のキャラクターがキュートな
カジュアルブランドです。
今回の旅のミッション その17
明洞でパンケーキを食べる
Yのバイト先の韓国料理屋さんのAちゃんいち押し。
明洞に行ったら、ぜひパンケーキ食べてきて!
時刻は2時20分です。
アイスクリームが2種選べるので、チョコと抹茶に。
大きなワッフルの上にアイスクリームと
生クリームたっぷり。
Lサイズのコーヒー2個とセットで14800ウォンなり。
お昼ぬきだったから、ちょうど小腹がすきました。
このカフェはビルの2階にあって思ったよりも広くて
奥行きがあり、くつろげました。
BEANSBINS COFFEE
窓際の席をとって明洞の雑踏を眺めながら、
楽しいおやつタイム。
人ごみから隔離されて、ここだけ別世界。
ワッフルがさくさくふわふわ、甘さ控えめなので、
アイスクリームとよくあいます。
アイスはなんとハーゲンダッツ!おいし~い!
韓国のコインは日本とそっくり。間違えそうです。
そろそろタイムリミットです。
最後のミッションを履行するには、
ダイヤの婚約指輪が必要です。
明洞のお店で、最後のミッションを演出するのに
ふさわしい5000ウォン(350円)の
ダイヤの立爪の指輪を見つけました。
でもポケットの中のあり金は、1800ウォンだけ。
指輪は最低でも3000ウォンからです。
あきらめて、ピアスで代用することにしました。
1000ウォンピアスのコーナーで見つけました。
ダイヤのピアス 1000ウォン(70円)なり。
今回、空港ホテル間の送迎でお世話になったガイドのLEEさん。
彼女はとても親切なかわいい人でした。
8歳の女の子のママです。
行き帰りの車の中、LEEさんと話す人はいなかったので、母はLEEさんを独り占め。
お喋りがとても楽しかった。
行きの車の中は夜だったので景色が見えませんでしたが、
帰りの車からの眺めはとても綺麗。
ソウル市内から、漢江(ハンガン)に架かる橋を渡ります。
漢江はとても大きな川で、ヨットも浮かんでいました。
そして海に架かる大きな橋を渡り、仁川空港のある島に入ります。
仁川空港は10年前に開港した国際ハブ空港です。
空港への専用道路に、花を飾った白い車が走っていました。
LEEさんが、「結婚式ですよ。」と教えてくれました。
韓国では、結婚式用に車を飾る花が売られているそうです。
そして新郎新婦の一番仲よしの友達が、空港まで送ってくれる習慣があるそうです。
素敵ですね。
空港の保安検査場でたくさんの若いカップルを見かけました。
それも、みんなペアルック。
10組以上は、見ましたよ。
思い思いのペアルックできめてるカップル。
もしかして新婚さん?
週末の夜、新婚さんも出国ラッシュだったようです。
韓国では、新婚旅行はペアルックと相場は決まってるみたい。
韓国語が話せたらなあ~。
新婚さん突撃インタビューしてみたかった。
Yにインタビューしてみました。
「ペアルックってどう思う?」
「はずかしいけど、仲良くていいなと思う。」
「それじゃ新婚旅行、ペアルックで行ってらっしゃい。」
母はインスタントラーメンは食べませんが
ジャッキーとたまへいのおみやげに。
辛くないもので美味しいものをと、
LEEさんにセレクトしてもらいました。
右下の三養(サンミョン)ラーメンは、1963年創業。
韓国で一番古いインスタントラーメンのメーカーです。
今でもとても人気あるそうですよ。
辛くないものでとセレクトしてもらいましたが、
スープを味見してみたら、どれも結構辛かった。
韓国で辛いのっていったら、食べられないくらいかな?
空港のドラッグストアとコンビニで最後のお買い物。
インスタントラーメンに韓国のお菓子。
かさばるものばかり。
2人とも両手いっぱいにスーパーの袋をぶらさげて
飛行機に乗り込みます。
このロッテの餅入りチョコパイ。
どのガイドブックにも載ってるのでお土産に買って
みたけど、味と食感がいまいち。???の味でした。
お土産にするなら、クラウンのバターワッフルとか
日本のコンビニでも買えるけど、
マーケットOのリアルブラウニーがおすすめ!
ついにその時がやってきました。
今回の旅の ラストミッション
仁川空港の池に指輪を投げ入れる
「美しき日々」でヨンス(チェジュウ)が婚約指輪を
投げ入れた池です。
LEEさんに案内してもらいました。
空港の1階にあります。
たしかこのあたりに池があったはずですが・・・。
いまは、植え込みになっちゃってますね・・・。
え~! そんな~! なくなっちゃった?
ふと横をみるとありました!思ったよりも小さな池です。
ここで再びソウルに来ることを願って、
ダイヤのピアスを投げ入れました。
次回ソウルの旅は、空港でダイヤのピアスを
受け取るところから始まります。
きっと空港で貴重品として保管されているはず。
池を2階から見たところです。
ミンチョル(イビョンホン)が、ヨンス(チェジュウ)が
婚約指輪を池に投げるところを見ていた場所。
今では池の前にはイベント用のステージができて
ドラマの撮影時とは、少し様子が変わっていました。
大韓航空 KE-751便
ソウル発 19:00
フライト時間が短いので、すぐに軽食が出ます。
メニューは、ちらし寿司、またしても具のないみそ汁、
そしてデザートのパイナップルでした。
コチュジャン チュセヨ
と言うと、ちゃんともらえましたよ。
チューブ入りのコチュジャン。
これって大韓航空の密かな人気商品なんだそう。
機内販売で、5本セット400円で売ってました。
2時間のフライトであっという間に名古屋に到着。
帰りは空港に、たまおやじがお迎えに来てくれました。
ドラマ「美しき日々」には名セリフがたくさんありますが、
母の一番好きな、ミンチョル(イビョンホン)のセリフ。
旅はどこへ行くか
なにを見るかってことより、
誰と一緒に行くかが重要じゃないかな。
旅に出るなら僕はいつも、ヨンスさんと一緒がいい。
短い旅でも、長い旅でも
楽しい旅でも、つらい旅でも。
きみはどう?
僕でもいい?
母娘の旅、短くもあり、長くもあり、そしてとても楽しい旅でした。
ジャッキーとたまへいも、洗濯したり、ご飯を炊いたり、おりこうに留守番してくれました。
子供達が無事成長してくれたことに、しみじみ感謝しました。
そして二人で行かせてくれた、たまおやじにも。ありがとう。
2日連続で夜遅かったので、今朝はちょっとゆっくりしたい。
朝9時に目覚ましをかけました。
でも母は、朝早くから目が覚めてしまった。
Yが隣のベットで爆睡してる間に、ホテルのバスタブにつかりゆったり朝風呂です。
そして、朝のお茶を一服。
コンセントが猿顔でかわいかったから写真をパチリ。
韓国には電圧が2種類あります。
コンセントも韓国タイプ、日本タイプと2種類ありました。
変圧器がなくても大丈夫。
歯ブラシは持って行って下さいね。
韓国は衛生上の理由からホテルに歯ブラシを
置かないんだそうです。
もちろん、フロントでも買えますが。
さて、ホテルから歩いて朝ごはんを食べに行きます。
今回の旅のミッション その16
サムゲタンとあわび粥を食べる
ガイドのLEEさんに教えてもらったサムゲタンのお店。
大韓参鶏湯です。
日曜日の朝9時50分、お客さんは誰もいません。
母娘2人だけの貸切です。
窓際の席に座りました。
ビルの2階にあり、
窓からはソウルタワーが見えました。素敵。
ずらりと並んだパンチャン(おかず)達。
韓国では飲食店に入るとおかずはサービスです。
キムチの味はお店によって様々。
水っぽかったり、酸っぱかったり。
このお店のキムチがNO.1でした。
今回の旅行で食べた中で一番美味しかった。
上段左から、にんにく、塩こしょう、韓国味噌、
これはサムゲタンにお好みで入れるもの。
2段目は、大根と白菜のキムチ。
下段は、左からイカのキムチ、韓国海苔、もやし和え。
パンチャンはどれも絶品でした。
朝からサムゲタン、豪華ですよ~。
高麗人参酒が小さな杯に一杯つきました。
サムゲタンに入れてもいいし、飲んでもいいとのこと。
入れるの忘れて、食べちゃいました。
にんにくも、最後にYが一片口に入れたら
大変なことに・・・。なんと生にんにくでした。
にんにくは、サムゲタンの鍋がぐつぐつ煮えてるうちに、
お好みで入れるものだったんですね。
韓国味噌はかおりが強く癖があるので、
塩こしょうのほうが美味しかったです。
こちらは、あわび粥。
サムゲタン&あわび粥のスペシャル朝ごはん。
朝から精力つけて頑張ります。
今日は最終日。お昼ごはんを食べてる間も惜しいので、
朝昼兼用です。
このお店のアジュマは優しくて感じのいい人でした。
サムゲタン 14000ウォン
あわび粥 11000ウォン
合計25000ウォンでしたが、なんと!
2000ウォンのキャッシュバックがありました。
会計の時、「ショッピングカードありますか?」 と日本語で聞かれました。
「ショッピングカード??ない。」 と答えましたが、
ふと思いついて、最初の日にガイドのLEEさんからもらった免税店の割引券を見せました。
これが使えました。2000ウォンのキャッシュバック。
結局ソウル滞在中、免税店には一度も行かなかったけれど、こんなところで割引券が使えるとは。
思いがけないサービスでした。
マシッソヨ!カムサハムニダ!
ホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウトしました。
荷物は出発までフロントで預かってもらえます。
タイムリミットは午後2:40。
ホテルに空港までの送迎の車が来る時間です。
今回の旅のミッション その17
南大門(ナムデモン)でお買い物
ホテルから南大門まで歩いて10分ほどでした。
新世界百貨店の横を通り、登山用品店が並ぶ前を
通り、南大門ゲート6に到着しました。
時刻は11時20分。
「なにここ!めっちゃいいじゃん!」
Yと顔を見あわせ、わくわく。こういう市場が、
実はいちばん2人の性に合っているのです。
Yは、KーPOPのショップを見つけました。
カレンダー、ポストカード、ポスターなど、友達のお土産や自分のお気に入りのアイドルものを
買いこんでいました。
値切るときのきまり文句は、
カッカジュセヨ
なんですが、
Yがバイト先の韓国料理屋さんのママに教えてもらった言葉は、
クニャンチュセヨ
「なんかないの~」って意味。
カッカジュセヨは、まけてよ~って感じで、お店の人はあまりいい感じしないよとのこと。
お店のおじさんにYが、クニャンチュセヨ と言うと、
おじさんこの言葉には、すかさず反応しました。
クニャンチュセヨ とつぶやきながら、嬉しそうに棚をごそごそ。
「シャイニーの携帯ストラップあげるよ!」 やったー!
クニャンチュセヨ
いい言葉です。
母がほしかったのは、ステンレスのキムチ容器。
大、中、小といれこになります。
臭いも色もつかない、汁もれもしないというすぐれ物。
D棟の食器売り場にありました。
ここのおじさんはあんまり感じよくなかった。
日本人とみてふっかけられたかな。
最初3つで33000ウォン
高いと言ったら、
30000ウォン、
それでも渋っていたら、
28000ウォン。
まだちょっと高いかなと思ったけれど、他のお店を見ている時間も余裕もないので、お買いあげ。
南大門はメインストリートから1本なかに入るとさらに面白い。
メインストリートは、日本語で客引きするおじさん達ばかりですが、
1本なかに入ると、韓国語しか話せないアジュマ達がいっぱい。
ちょうどお昼時、店先の椅子に座って白いご飯にパンチャンを並べてみんなで
お昼御飯を食べていました。南大門の日常の風景。
通りの奥に歩いていくとありました、アーミー用品売り場。
こんなジャケット、ジャッキーとたまへいが喜ぶんじゃないかな。
Yがアジュマと交渉してくれました。
まずは、サイズがわからない。
Yが身振り、手振りで、
チェ(わたしの) ナムドンセン(おとうと) 背が高い。 サイズは?
アジュマが、ジャケットの背に縫い付けてあるラベルの数字を指差して韓国語でなにやら。
どうやら、その数字がサイズを表しているようです。
韓国サイズは、
90(S) 95(M) 100(L) 105(LL)
ウォンの現金も底をついて、ここではカードも使えなさそう。
日本円で支払うことを条件に、交渉成立。
言葉が通じないってことは、こんなにも不便なことなんですね。
数字が世界共通でよかった! Yのひとこと。
南大門は迷路のようで、ありとあらゆる物が売られていて、
じっくり見たら丸1日あっても足りないくらい。わくわくする場所です。
来た道をもどって、登山用品通りへ。
母はここで山んばの衣装をゲットしました。
せっかくだから、韓国ブランドできめたい。
韓国のアウトドアブランド TrekSta
登山ベストを旅行記念のお土産に。
たまおやじもおそろいのブランドで
揃えたかったんだけど。
サイズがMしかなかったので残念ながら、
別ブランドになりました。
歩いて明洞に戻ってきました。
午後1時です。
ソウルに着いた金曜日の夜から、
ユニクロの前を通るたび、長蛇の列です。
韓国人も並ぶのが好き?
どうやら金曜日がユニクロ明洞店のオープン
だったみたい。
道ゆく人、みんなユニクロの紙袋をぶらさげてます。
まだ正札のついてるジャンバーを袋からだして、
さっそく着てるおじさんの姿も、かわいいね。
さあ明洞の街で、
買い残した最後のお買い物。
明洞の街は、
メインストリートから一本はいると
こんなに細い、秘密の路地があるんです。
ビルとビルのハザマに、
ひしめき合うように、居酒屋さんが
並んでたりして。
路地裏探検って面白いね。
Yが行きたかったお店。
パンコート
探しまわって、ようやく見つけました。
時刻は2時、なんとか間に合いました。
K-POPスターも着てる、
韓国オリジナルブランド。
POPな動物のキャラクターがキュートな
カジュアルブランドです。
今回の旅のミッション その17
明洞でパンケーキを食べる
Yのバイト先の韓国料理屋さんのAちゃんいち押し。
明洞に行ったら、ぜひパンケーキ食べてきて!
時刻は2時20分です。
アイスクリームが2種選べるので、チョコと抹茶に。
大きなワッフルの上にアイスクリームと
生クリームたっぷり。
Lサイズのコーヒー2個とセットで14800ウォンなり。
お昼ぬきだったから、ちょうど小腹がすきました。
このカフェはビルの2階にあって思ったよりも広くて
奥行きがあり、くつろげました。
BEANSBINS COFFEE
窓際の席をとって明洞の雑踏を眺めながら、
楽しいおやつタイム。
人ごみから隔離されて、ここだけ別世界。
ワッフルがさくさくふわふわ、甘さ控えめなので、
アイスクリームとよくあいます。
アイスはなんとハーゲンダッツ!おいし~い!
韓国のコインは日本とそっくり。間違えそうです。
そろそろタイムリミットです。
最後のミッションを履行するには、
ダイヤの婚約指輪が必要です。
明洞のお店で、最後のミッションを演出するのに
ふさわしい5000ウォン(350円)の
ダイヤの立爪の指輪を見つけました。
でもポケットの中のあり金は、1800ウォンだけ。
指輪は最低でも3000ウォンからです。
あきらめて、ピアスで代用することにしました。
1000ウォンピアスのコーナーで見つけました。
ダイヤのピアス 1000ウォン(70円)なり。
今回、空港ホテル間の送迎でお世話になったガイドのLEEさん。
彼女はとても親切なかわいい人でした。
8歳の女の子のママです。
行き帰りの車の中、LEEさんと話す人はいなかったので、母はLEEさんを独り占め。
お喋りがとても楽しかった。
行きの車の中は夜だったので景色が見えませんでしたが、
帰りの車からの眺めはとても綺麗。
ソウル市内から、漢江(ハンガン)に架かる橋を渡ります。
漢江はとても大きな川で、ヨットも浮かんでいました。
そして海に架かる大きな橋を渡り、仁川空港のある島に入ります。
仁川空港は10年前に開港した国際ハブ空港です。
空港への専用道路に、花を飾った白い車が走っていました。
LEEさんが、「結婚式ですよ。」と教えてくれました。
韓国では、結婚式用に車を飾る花が売られているそうです。
そして新郎新婦の一番仲よしの友達が、空港まで送ってくれる習慣があるそうです。
素敵ですね。
空港の保安検査場でたくさんの若いカップルを見かけました。
それも、みんなペアルック。
10組以上は、見ましたよ。
思い思いのペアルックできめてるカップル。
もしかして新婚さん?
週末の夜、新婚さんも出国ラッシュだったようです。
韓国では、新婚旅行はペアルックと相場は決まってるみたい。
韓国語が話せたらなあ~。
新婚さん突撃インタビューしてみたかった。
Yにインタビューしてみました。
「ペアルックってどう思う?」
「はずかしいけど、仲良くていいなと思う。」
「それじゃ新婚旅行、ペアルックで行ってらっしゃい。」
母はインスタントラーメンは食べませんが
ジャッキーとたまへいのおみやげに。
辛くないもので美味しいものをと、
LEEさんにセレクトしてもらいました。
右下の三養(サンミョン)ラーメンは、1963年創業。
韓国で一番古いインスタントラーメンのメーカーです。
今でもとても人気あるそうですよ。
辛くないものでとセレクトしてもらいましたが、
スープを味見してみたら、どれも結構辛かった。
韓国で辛いのっていったら、食べられないくらいかな?
空港のドラッグストアとコンビニで最後のお買い物。
インスタントラーメンに韓国のお菓子。
かさばるものばかり。
2人とも両手いっぱいにスーパーの袋をぶらさげて
飛行機に乗り込みます。
このロッテの餅入りチョコパイ。
どのガイドブックにも載ってるのでお土産に買って
みたけど、味と食感がいまいち。???の味でした。
お土産にするなら、クラウンのバターワッフルとか
日本のコンビニでも買えるけど、
マーケットOのリアルブラウニーがおすすめ!
ついにその時がやってきました。
今回の旅の ラストミッション
仁川空港の池に指輪を投げ入れる
「美しき日々」でヨンス(チェジュウ)が婚約指輪を
投げ入れた池です。
LEEさんに案内してもらいました。
空港の1階にあります。
たしかこのあたりに池があったはずですが・・・。
いまは、植え込みになっちゃってますね・・・。
え~! そんな~! なくなっちゃった?
ふと横をみるとありました!思ったよりも小さな池です。
ここで再びソウルに来ることを願って、
ダイヤのピアスを投げ入れました。
次回ソウルの旅は、空港でダイヤのピアスを
受け取るところから始まります。
きっと空港で貴重品として保管されているはず。
池を2階から見たところです。
ミンチョル(イビョンホン)が、ヨンス(チェジュウ)が
婚約指輪を池に投げるところを見ていた場所。
今では池の前にはイベント用のステージができて
ドラマの撮影時とは、少し様子が変わっていました。
大韓航空 KE-751便
ソウル発 19:00
フライト時間が短いので、すぐに軽食が出ます。
メニューは、ちらし寿司、またしても具のないみそ汁、
そしてデザートのパイナップルでした。
コチュジャン チュセヨ
と言うと、ちゃんともらえましたよ。
チューブ入りのコチュジャン。
これって大韓航空の密かな人気商品なんだそう。
機内販売で、5本セット400円で売ってました。
2時間のフライトであっという間に名古屋に到着。
帰りは空港に、たまおやじがお迎えに来てくれました。
ドラマ「美しき日々」には名セリフがたくさんありますが、
母の一番好きな、ミンチョル(イビョンホン)のセリフ。
旅はどこへ行くか
なにを見るかってことより、
誰と一緒に行くかが重要じゃないかな。
旅に出るなら僕はいつも、ヨンスさんと一緒がいい。
短い旅でも、長い旅でも
楽しい旅でも、つらい旅でも。
きみはどう?
僕でもいい?
母娘の旅、短くもあり、長くもあり、そしてとても楽しい旅でした。
ジャッキーとたまへいも、洗濯したり、ご飯を炊いたり、おりこうに留守番してくれました。
子供達が無事成長してくれたことに、しみじみ感謝しました。
そして二人で行かせてくれた、たまおやじにも。ありがとう。
初ソウル 母娘の旅 第2日目 ~ミッションインポシブル~
2011.11.12 |Category …旅行
昨日の夜は遅かったけど、今日も朝から予定はぎっしり。
目覚ましが朝6時に鳴りました。まだ眠いよ~。
それでも7時過ぎには起きて出かける準備。
ホテルから、朝の明洞の街をお散歩です。
今回の旅のミッション その6
チンソンソルロンタンで朝食を
韓国旅行に行く前に、韓国ドラマを見て予習しました。
母は、にわか韓流ファンです。
このお店が、ドラマ「華麗なる遺産」のモデルのお店。
24時間営業なので、朝早くても大丈夫。
お店はたぶんこの辺だろうと歩いていても、
看板がハングルなので母にはまったく読めません。
遥か彼方からYが、あった!あそこ!と叫びました。
ハングルが読めるY、すごい!
朝7時40分 いただきま~す。
注文すると、すぐ出てきます。
ソルロンタンは、牛の骨、肉、内臓などをスープが
白濁するまで煮込んだスープ。
ほとんど味はついてないので、塩を入れて、
御飯やキムチを入れて食べます。
御飯とキムチがついて1人前7000ウォンなり。
とってもやさしい味です。
朝ごはんにぴったり。
各テーブルにキムチのポットが作りつけになってます。
ソヌファンがキムチをはさみでカットしていたあれです。
白菜と大根のキムチはおかわり自由。
ドラマと同じ制服を着た店員さん達もいます。
レジのおばさんに、「写真撮って下さい。」
と頼みました。
え~私とですか~?って感じで、照れまくり。
それでも、にっこり笑顔で一緒に写真を撮ってくれました。
社員教育がいいのは、ドラマと同じ?
今回の旅のミッション その7
明洞大聖堂とマリア像を見る
ソウルに行くと言ったら、おじいちゃんとおばあちゃんに
ぜひ見てきなさいと言われた明洞大聖堂。
韓国カトリックの総本山です。
1898年建築 韓国最初の煉瓦聖堂です。
聖堂の前には、韓国風のキリスト像があります。
素晴らしいゴシック様式の建築で内部のステンドグラスも美しい。
聖堂内部の壁にある、十字架の道行きのレリーフが印象的でした。
韓国の作家さんらしい、独特の雰囲気がありました。
そしてここ明洞大聖堂は、
ドラマ「美しき日々」の舞台でもあるのです。
韓国旅行の予習のつもりで見ていたドラマですが、
これには、寝不足になるほどはまってしまった。
聖堂裏手にあるマリア像です。
これが、ミンチョル(イビョンホン)が
二度目のプロポーズをした場所かな?
なんか違うなあ?
あとから調べてわかったのですが、
明洞大聖堂にはマリア像が2つあります。
ドラマの舞台は、聖堂裏手にあるものではなく、
教会へ向かう坂道の左にあるカトリック会館のマリア様でした。
残念!
見逃しちゃいました。
次回ソウルに来た時は、必ず見なくちゃ。
聖堂裏のマリア像の左手には献金箱があります。
ハングルは読めませんが、たぶん
小さいロウソク 2000ウォン
大きいロウソク 1000ウォン
小さなピンクのロウソクに灯りを灯しました。
とっても素敵。
昨日の夜のソウルの喧騒からはうって変わって
心あらわれるひと時です。
明洞の街の真ん中に、
こんなに静かで落ち着ける場所があったんです。
今回の旅のミッション その8
I’m Real を飲む
口コミで噂の I’m Real
聖堂を見た帰り道のコンビニでゲットしました。
Yはストロベリー 2700ウォンなり。
母はキーウィー 2900ウォンなり。
とろーり濃厚な100%フレッシュジュース。
おいしい!
そして、I’m Real の棚の横には、
「華麗なる遺産」のウヌが大好きな、
チョコ牛乳がたくさんならんでいましたよ。
さあ今日はホテルに8時50分にお迎えがきます。
今回の旅のミッション その9
ソウルで歴史遺産を見る
限られた時間を有効に使うため、日本からソウルナビで半日観光ツアーを予約しました。
はとバスのようなバスツアーを想像していたのですが、お客さんは私達2人だけ。
2人に専属のガイドさん付きなんて、嬉しい。
個人タクシーでまわり、ガイドのCHOさんが案内してくれました。いい雰囲気です。
車窓から景福宮の後ろにある大統領官邸 青瓦台(チョンワデ)を眺めました。
この辺りは警備が厳しく、通る車は必ずおまわりさんに呼びとめられます。
そして景福宮の裏手から入り、まず国立民族博物館を見学しました。
景福宮の後ろには北岳山(ブガッサン)が
そびえています。
日本の山とは随分形も違います。とっても韓国的。
韓国人は登山好き
今日もタクシーの車窓から、ゼッケンをつけた
たくさんの人がぞろぞろ歩いているのが見えました。
ネットで仲間を呼びかけて、みんなで山登りだそう。
楽しそうですね。
北岳山は、CHOさんも登ったことあるそうです。
次回ソウルに来た時は、山登りしてみたい!
王宮内はかなり広いです。
装飾の美しい煙突や、
隠し文字のある門柱の説明を聞きながら、
正殿にたどりつきました。
これが景福宮(キョンボックン)の正殿です。
そして10時から、
守門将交代儀式を見ました。
衣装が色鮮やかでとても綺麗。
CHOさんとタクシーで移動して、
宗廟(チョンミョ)に到着。世界遺産です。
ここは歴代の王と王妃の位牌が祀られている
神聖な場所です。
道が3つに分かれています。
真ん中の道は、魂の通る道。歩いてはいけません。
宗廟は、ソウルの中心地にありながら緑が多く
落ち着ける素敵な癒しの場所です。
ソウル市民は入場料が無料なので、おじいちゃん、
おばあちゃんの憩いの場所になっているそうです。
これが、宗廟の正殿です。
歴代の王が増えるたび増築されていったので
左右にとても長い建物です。
この中に位牌が祀られています。
韓国の位牌には穴があいているそうです。
魂の通り道
ソウルは1週間前に紅葉が終わりました。
その後、雨が降り、木々の葉が落ちました。
これから本格的な寒い冬がはじまります。
日本よりも肌寒く感じましたが、
まだ真冬のコートを着るには早い、冬の入口でした。
いい季節に来ることができました。
宗廟の境内に残る、散りゆく紅葉。
ここからまたタクシーで、仁寺洞(インサドン)に
移動しました。
CHOさんと一緒に仁寺洞のメインストリートを
歩きました。
伝統茶院に行きたいんだけど、と
コネストの地図を見せました。
メインストリートから1本入ったわかりにくい場所。
ごちゃごちゃした細い路地の突きあたりにあります。
CHOさんも2人くらいに道を尋ねながら
案内してくれました。
日本ではどのガイドブックにも載ってる
超有名店ですが、
CHOさんは、はじめて来ました、とのこと。
現地の人は意外と知らないんですね。不思議なものです。
CHOさんが、「いい雰囲気のところですね。私も今度こようと思います。」
「それでは、2人の時間をお楽しみ下さい。なごりおしいですが・・・。」と言って別れました。
Xジャパンとキムタクとワンピースのチョッパーが大好きなCHOさん。
なごりおしい、なんて言われて後ろ髪ひかれる思いがしました。
Yが走って呼び止めて、お店の前で一緒に記念撮影。
CHOさんとお喋りしながらの観光、なんだか友達と歩いてるみたいで楽しかった。
もしYと2人だったら、こんなに短時間で要領よくまわれなかったと思います。
現地払いで、ガイド料1人35000ウォンなり。(入場料込)
にじゅうまる◎です。
AM11時50分
今回の旅のミッション その10
伝統茶院でお茶する
母は、手前のなつめ茶 7000ウォン
神経質や不眠症にききます。
Yは、奥の菊の花茶 7000ウォン
目をあかるくします。
そして、お餅の盛り合わせ 5000ウォン
2人で19000ウォンなり
最初、入口付近の椅子席に案内されたのですが、
奥の小部屋があいてる様子。
お兄さんに頼むと通してくれました。
引き出しのついた骨董品のような小さな木の机。
窓からは、素敵な中庭が眺められます。
なつめ茶は甘くて濃厚。
菊の花茶は、菊の花がかおります。
疲れた体に、ここちよいひととき。癒されます。
ここは中庭を囲むように、別棟になったギャラリーが
数棟あります。
絵画、陶芸、ポジャギなど素敵な作品が並びます。
このギャラリーで陶芸を展示していた作家さんの作品で、素敵な一輪挿しを見つけました。
おばあちゃんへのお土産にぴったり。
そして、インドの絵を描く韓国人の女性の個展もあり、なぜか彼女の絵にとても心惹かれました。
彼女は英語を話すので、意思の疎通ができました。
1枚1枚、絵の説明をして下さり、ポストカードとパンフレットまでプレゼントしてくれました。
素敵な出会いでした。
韓国で見たインドの絵。
インドは次にYが行きたいと思っている国です。なにか未来につながる縁を感じました。
一息ついた後は、仁寺洞をぶらぶら。
ここが、サムジキルの階段のところ。
「華麗なる遺産」で、
ファンとウンソンがはじめてデートした
待ち合わせ場所。
なんだか、今にもウンソンが柱の影から
飛び出してきそう!
サムジキルはとても楽しい場所。
吹き抜けの中庭をはさんで4階建てです。
スロープになっているので、お店を見ながら
階段を登らなくても上まであがれます。
土曜日は、ソウルっ子も観光客もいっぱい。
にぎやかです。
CHOさんに教えてもらった、
いつも並んでる人気のホットクの屋台。
鉄板で焼くんだと思ってましたが、
鉄板に油をはって、揚げています。
揚げることで中の黒砂糖が溶けて
ジャム状になります。
おやきというより、揚げパンです。
ホットク1個 1000ウォンなり。
並んで買いました。
揚げたてをふ~ふ~しながら、美味し~い!
CHOさんに美味しいと教えてもらった
角の餅菓子屋さん。
韓国人はお餅が好き。
お店の中をのぞいてみると、
あっ!
これは、伝統茶院で出た餅菓子と同じです。
伝統茶院に卸してるんですね。
餅菓子1個 1000~1500ウォンなり。
甘さ控えめです。
日本に持って帰って硬くなったら、
少しレンジにかけると柔らかくなりますよ。
今回の旅のミッション その11
屋台で焼き栗を買う
やきぐり、やきぐり、ありました。
これがほんとの石焼き栗。
石の上で焼いてます。
自然の甘さで、ほんのりあったか。
道々、皮を剥きながら。
1袋3000ウォンなり。
今回の旅のミッション その12
JUMP公演を見る
お土産屋さんを覘きながら仁寺洞の
メインストリートを下ると、鍾路(チョンノ)に出ます。
ありました!JUMP劇場。
日本からソウルナビで予約しました。
R席 3400円なり。先払いです。
R席は50000ウォンとなっていたので、
いいレートです。
前から2列目の真ん中の席。とてもいい席でした。
ソウルナビでの予約、お勧めです。
公演は4時から。
まだ少し時間があるので鍾路の街を鍾ブラ。
ピアノ通りの露店でYはピアスを物色。
その横にポンデギ、ありました。
蚕のさなぎです。
日本でいったら蜂の子のような感じ。
たんぱく質たっぷりで栄養満点だそうですが、
ちょっと、食べる勇気がなかった。
午後3時半
そろそろ時間なので、JUMP劇場に戻りました。
地下の劇場に降りる階段の踊り場の壁画です。
JUMPのストーリーは、まんま吉本です。
しげぞうじいさん率いる家族の孫娘に恋人が現れ、
すったもんだ、といった感じ。
吉本との大きな違いは、アクロバティックな
東洋武術のパフォーマンスで魅せてくれること。
最初から最後まで、お客さんを楽しませることに
徹底しています。すっごく面白かった。お勧めです。
公演終了後、出演者がパンフレットに
サインしてくれます。写真撮影もOK。
パンフレット 5000ウォンなり。
午後6時、
そろそろ日も暮れて。
今回の旅のミッション その13
燈祭りを見る
JUMP劇場から、歩いてすぐに
清渓川(チョンゲチョン)があります。
ちょうど、ランタン祭りをやっていました。
川沿いの遊歩道は、あふれるほどの人でいっぱい。
とても綺麗。
モチーフは、
韓国の昔話から、
現代の庶民の生活から、
歴史絵巻から、南大門の模型まで。
完成度が高くて、素晴らしい。
色彩と光の饗宴です。
ファンタスティック!
アーティスティック!
夜間だけ、そして17日間だけの、
幻想的なアートフェスティバル。
見ることができてほんとにラッキーでした。
今回の旅のミッション その14
キムシドマで晩御飯
今日は、健脚コースです。
清渓川から光化門(クァンファムン)のライトアップを眺めながら景福宮駅まで歩きました。
そしてコネストの地図を頼りに、キムシドマを探します。
暗い通りを歩きながら、すこし不安になりました。
ここでまたYが、あった!あそこ!と叫びました。
ハングルの看板が読めるYってすごい!
オフィスビルの地下にあるお店に着いても、まだ不安な母。
入口は木の引き戸になっていて、お店の中は見えません。
そして扉には、なにやらハングル語が・・・。
「ほんとに、キムシドマって書いてある?」
再度Yに確認する母。
間違いないようです。
母が戸惑っていると、Yが扉を開けてくれました。
お店の中は板ばりの床にテーブルがあり、腰を下ろして食べるスタイル。
韓国人のおじさんグループ、家族連れ、サラリーマン、カップル、そして日本人観光客らしき人が数組。
午後6時半、土曜日の夜、賑わっていました。
席は空いていたので、すぐに通してもらえました。
実は昨日の夜、ホテルのフロントでキムシドマの予約を頼みました。
ホテルのボーイさんが電話をしてくれたのですが、なにやら電話口で少し口論に。
電話を切ったあと、「2人なら予約はいらない、と言ってますよ。」とボーイさん。
ほんとに大丈夫なんだろうかと心配していました。
ここは「美しき日々」でソンジェ役をやった、リュ・シウォンの叔母さまのお店です。
化学調味料を一切使わない、辛くない繊細な
韓国家庭料理が食べられるお店。
ソウルに来たら、ぜひ行ってみたかったお店です。
リュ・シウォンの好きなものばかりという、
Aコースを注文しました。
コース料理の最初は、
宮廷トッポギ
野菜たっぷりの辛くないトッポギ。
優しくてヘルシーな味です。
もちろんキムチ2種はサービスです。
2品目
トマムノ
茹でタコのお刺身
やわらかでした。
3品目
トマスユ
豚の五枚肉を茹でたもの
脂身が多い部位なのに、
不思議と脂っぽくなくてあっさり。
柔らかくてとてもおいしい豚でした。
特製だれとよくあいます。
4品目
ピンデット
小麦粉ではなく、大豆の粉で焼いたお好み焼き。
表面がカリッと焼けて香ばしい。
これはマッコリがほしくなる味です。
つけダレも辛くなくて、ほんとに美味しい。
マッコリのいちばん小さいの、
3000ウォンを1つ注文しました。
金属製の小どんぶりになみなみと入って出てきました。
そして、お店のお姉さんが親切に、
空の器を1つ持ってきてくれました。
Yと2人で仲良くわけっこ。
かんぱ~い!お疲れ様!
このマッコリ、甘ったるくなくて、爽やかな飲み口。
とっても美味しい。
Yもおいしい!と飲み干しました。
Yはもしかして、酒豪の血をひいてる?
5品目
カルグクス
コース料理の最後の品。
この麺は絶品です。
魚のだしのスープが薄味ですが、
うまみたっぷりでとても上品な味。
スープを全部、飲み干してしまいたくなる味です。
半分ほど食べたところに、小さな蓋つきの陶製の
壷を持ったおじさまが現れました。
「ちょっと待って。」と日本語で。
そして、壷の中のネギの入った醤油だれを2さじ3さじ、入れてくれました。
このたれを入れたら、さらに味に深みが増しました。
う~ん!美味です。うなってしまうほど。
あのおじさま、キムさんのご主人だったのかな?
キムシドマ、
キムさんのおうちで、家庭料理でもてなしてもらってる雰囲気になれる素敵なお店です。
家庭料理らしく、気取ったものはありませんが、
どの料理も細かいところで手を抜いていない本物の味がしました。
Aコース 30000ウォン
マッコリ 3000ウォン
2人で合計、63000ウォンなり。
マシッソョ!(おいしい!)
おいしい夕食の後は、景福宮の駅から地下鉄に乗り明洞へ。
景福宮は3号線なので、忠武路(チュンムロ)で4号線に乗り換えです。
明洞のSPAOのビルへ。
韓国で人気の、
韓国版ファストファッションです。
イメージモデルは、スーパージュニアと少女時代。
このビルの4階に、K-POPコーナーがあります。
Yが、写真に見とれている間に、
母は、4階のビルの窓から明洞の夜の街を眺めていました。
夜の8時40分。
もうすぐ9時になろうというのに、
明洞の通りは、まっすぐに歩けないほど
人であふれています。そして、
この通りの向こうに、素敵な出会いが待っていた。
今回の旅のミッション その15
スーパーマーケットでヨンニーに会う
ソウルに旅立つ前に親友のTちゃんから、
明洞に行ったらヨンニーに会ってきてと、
頼まれていました。
ミッション インポッシブル!!
スーパーマーケットは、明洞にある若者に人気のセレクトショップ。
そこの店員さんのヨンニーと親友のTちゃんが旅行の時に親しくなり、写真と手紙を預かっていました。
人ごみをかきわけながらお店を探します。
たぶん、この辺りにあるはず。
ありました。スーパーマーケット!
お店の奥に、黒いドレスを着た女の子が立っていました。
名前も聞かなかったけれど、
なぜだか、彼女がヨンニーだとわかってしまったのです。
写真を持ったYがヨンニーに向かって歩くと、
そこに、ひとすじの道ができたようにすいこまれました。
不思議なことってほんとうにあるんです。
彼女は、「どうしてこの写真だけで、私ってわかったんですか~!」と、
舌足らずな日本語で話してくれました。
「さっきまで食事に行っていて、今もどったところなんです。」
「どきどきしました。」 とてもかわいい人。
私達が会いに行ったこと、ほんとうに喜んでくれました。
ミッション ポッシブル!
今日は、日韓親善大使となった日。
これも素敵な旅の思い出になりました。
その後は夜の11時過ぎに明洞のお店が閉まるまで、お買い物を楽しみました。
掘り出し物は、H&Mで見つけたサウスパークのクリスマストランクス。
これは、ジャッキーとたまへいが大喜びすること間違いなし。
目覚ましが朝6時に鳴りました。まだ眠いよ~。
それでも7時過ぎには起きて出かける準備。
ホテルから、朝の明洞の街をお散歩です。
今回の旅のミッション その6
チンソンソルロンタンで朝食を
韓国旅行に行く前に、韓国ドラマを見て予習しました。
母は、にわか韓流ファンです。
このお店が、ドラマ「華麗なる遺産」のモデルのお店。
24時間営業なので、朝早くても大丈夫。
お店はたぶんこの辺だろうと歩いていても、
看板がハングルなので母にはまったく読めません。
遥か彼方からYが、あった!あそこ!と叫びました。
ハングルが読めるY、すごい!
朝7時40分 いただきま~す。
注文すると、すぐ出てきます。
ソルロンタンは、牛の骨、肉、内臓などをスープが
白濁するまで煮込んだスープ。
ほとんど味はついてないので、塩を入れて、
御飯やキムチを入れて食べます。
御飯とキムチがついて1人前7000ウォンなり。
とってもやさしい味です。
朝ごはんにぴったり。
各テーブルにキムチのポットが作りつけになってます。
ソヌファンがキムチをはさみでカットしていたあれです。
白菜と大根のキムチはおかわり自由。
ドラマと同じ制服を着た店員さん達もいます。
レジのおばさんに、「写真撮って下さい。」
と頼みました。
え~私とですか~?って感じで、照れまくり。
それでも、にっこり笑顔で一緒に写真を撮ってくれました。
社員教育がいいのは、ドラマと同じ?
今回の旅のミッション その7
明洞大聖堂とマリア像を見る
ソウルに行くと言ったら、おじいちゃんとおばあちゃんに
ぜひ見てきなさいと言われた明洞大聖堂。
韓国カトリックの総本山です。
1898年建築 韓国最初の煉瓦聖堂です。
聖堂の前には、韓国風のキリスト像があります。
素晴らしいゴシック様式の建築で内部のステンドグラスも美しい。
聖堂内部の壁にある、十字架の道行きのレリーフが印象的でした。
韓国の作家さんらしい、独特の雰囲気がありました。
そしてここ明洞大聖堂は、
ドラマ「美しき日々」の舞台でもあるのです。
韓国旅行の予習のつもりで見ていたドラマですが、
これには、寝不足になるほどはまってしまった。
聖堂裏手にあるマリア像です。
これが、ミンチョル(イビョンホン)が
二度目のプロポーズをした場所かな?
なんか違うなあ?
あとから調べてわかったのですが、
明洞大聖堂にはマリア像が2つあります。
ドラマの舞台は、聖堂裏手にあるものではなく、
教会へ向かう坂道の左にあるカトリック会館のマリア様でした。
残念!
見逃しちゃいました。
次回ソウルに来た時は、必ず見なくちゃ。
聖堂裏のマリア像の左手には献金箱があります。
ハングルは読めませんが、たぶん
小さいロウソク 2000ウォン
大きいロウソク 1000ウォン
小さなピンクのロウソクに灯りを灯しました。
とっても素敵。
昨日の夜のソウルの喧騒からはうって変わって
心あらわれるひと時です。
明洞の街の真ん中に、
こんなに静かで落ち着ける場所があったんです。
今回の旅のミッション その8
I’m Real を飲む
口コミで噂の I’m Real
聖堂を見た帰り道のコンビニでゲットしました。
Yはストロベリー 2700ウォンなり。
母はキーウィー 2900ウォンなり。
とろーり濃厚な100%フレッシュジュース。
おいしい!
そして、I’m Real の棚の横には、
「華麗なる遺産」のウヌが大好きな、
チョコ牛乳がたくさんならんでいましたよ。
さあ今日はホテルに8時50分にお迎えがきます。
今回の旅のミッション その9
ソウルで歴史遺産を見る
限られた時間を有効に使うため、日本からソウルナビで半日観光ツアーを予約しました。
はとバスのようなバスツアーを想像していたのですが、お客さんは私達2人だけ。
2人に専属のガイドさん付きなんて、嬉しい。
個人タクシーでまわり、ガイドのCHOさんが案内してくれました。いい雰囲気です。
車窓から景福宮の後ろにある大統領官邸 青瓦台(チョンワデ)を眺めました。
この辺りは警備が厳しく、通る車は必ずおまわりさんに呼びとめられます。
そして景福宮の裏手から入り、まず国立民族博物館を見学しました。
景福宮の後ろには北岳山(ブガッサン)が
そびえています。
日本の山とは随分形も違います。とっても韓国的。
韓国人は登山好き
今日もタクシーの車窓から、ゼッケンをつけた
たくさんの人がぞろぞろ歩いているのが見えました。
ネットで仲間を呼びかけて、みんなで山登りだそう。
楽しそうですね。
北岳山は、CHOさんも登ったことあるそうです。
次回ソウルに来た時は、山登りしてみたい!
王宮内はかなり広いです。
装飾の美しい煙突や、
隠し文字のある門柱の説明を聞きながら、
正殿にたどりつきました。
これが景福宮(キョンボックン)の正殿です。
そして10時から、
守門将交代儀式を見ました。
衣装が色鮮やかでとても綺麗。
CHOさんとタクシーで移動して、
宗廟(チョンミョ)に到着。世界遺産です。
ここは歴代の王と王妃の位牌が祀られている
神聖な場所です。
道が3つに分かれています。
真ん中の道は、魂の通る道。歩いてはいけません。
宗廟は、ソウルの中心地にありながら緑が多く
落ち着ける素敵な癒しの場所です。
ソウル市民は入場料が無料なので、おじいちゃん、
おばあちゃんの憩いの場所になっているそうです。
これが、宗廟の正殿です。
歴代の王が増えるたび増築されていったので
左右にとても長い建物です。
この中に位牌が祀られています。
韓国の位牌には穴があいているそうです。
魂の通り道
ソウルは1週間前に紅葉が終わりました。
その後、雨が降り、木々の葉が落ちました。
これから本格的な寒い冬がはじまります。
日本よりも肌寒く感じましたが、
まだ真冬のコートを着るには早い、冬の入口でした。
いい季節に来ることができました。
宗廟の境内に残る、散りゆく紅葉。
ここからまたタクシーで、仁寺洞(インサドン)に
移動しました。
CHOさんと一緒に仁寺洞のメインストリートを
歩きました。
伝統茶院に行きたいんだけど、と
コネストの地図を見せました。
メインストリートから1本入ったわかりにくい場所。
ごちゃごちゃした細い路地の突きあたりにあります。
CHOさんも2人くらいに道を尋ねながら
案内してくれました。
日本ではどのガイドブックにも載ってる
超有名店ですが、
CHOさんは、はじめて来ました、とのこと。
現地の人は意外と知らないんですね。不思議なものです。
CHOさんが、「いい雰囲気のところですね。私も今度こようと思います。」
「それでは、2人の時間をお楽しみ下さい。なごりおしいですが・・・。」と言って別れました。
Xジャパンとキムタクとワンピースのチョッパーが大好きなCHOさん。
なごりおしい、なんて言われて後ろ髪ひかれる思いがしました。
Yが走って呼び止めて、お店の前で一緒に記念撮影。
CHOさんとお喋りしながらの観光、なんだか友達と歩いてるみたいで楽しかった。
もしYと2人だったら、こんなに短時間で要領よくまわれなかったと思います。
現地払いで、ガイド料1人35000ウォンなり。(入場料込)
にじゅうまる◎です。
AM11時50分
今回の旅のミッション その10
伝統茶院でお茶する
母は、手前のなつめ茶 7000ウォン
神経質や不眠症にききます。
Yは、奥の菊の花茶 7000ウォン
目をあかるくします。
そして、お餅の盛り合わせ 5000ウォン
2人で19000ウォンなり
最初、入口付近の椅子席に案内されたのですが、
奥の小部屋があいてる様子。
お兄さんに頼むと通してくれました。
引き出しのついた骨董品のような小さな木の机。
窓からは、素敵な中庭が眺められます。
なつめ茶は甘くて濃厚。
菊の花茶は、菊の花がかおります。
疲れた体に、ここちよいひととき。癒されます。
ここは中庭を囲むように、別棟になったギャラリーが
数棟あります。
絵画、陶芸、ポジャギなど素敵な作品が並びます。
このギャラリーで陶芸を展示していた作家さんの作品で、素敵な一輪挿しを見つけました。
おばあちゃんへのお土産にぴったり。
そして、インドの絵を描く韓国人の女性の個展もあり、なぜか彼女の絵にとても心惹かれました。
彼女は英語を話すので、意思の疎通ができました。
1枚1枚、絵の説明をして下さり、ポストカードとパンフレットまでプレゼントしてくれました。
素敵な出会いでした。
韓国で見たインドの絵。
インドは次にYが行きたいと思っている国です。なにか未来につながる縁を感じました。
一息ついた後は、仁寺洞をぶらぶら。
ここが、サムジキルの階段のところ。
「華麗なる遺産」で、
ファンとウンソンがはじめてデートした
待ち合わせ場所。
なんだか、今にもウンソンが柱の影から
飛び出してきそう!
サムジキルはとても楽しい場所。
吹き抜けの中庭をはさんで4階建てです。
スロープになっているので、お店を見ながら
階段を登らなくても上まであがれます。
土曜日は、ソウルっ子も観光客もいっぱい。
にぎやかです。
CHOさんに教えてもらった、
いつも並んでる人気のホットクの屋台。
鉄板で焼くんだと思ってましたが、
鉄板に油をはって、揚げています。
揚げることで中の黒砂糖が溶けて
ジャム状になります。
おやきというより、揚げパンです。
ホットク1個 1000ウォンなり。
並んで買いました。
揚げたてをふ~ふ~しながら、美味し~い!
CHOさんに美味しいと教えてもらった
角の餅菓子屋さん。
韓国人はお餅が好き。
お店の中をのぞいてみると、
あっ!
これは、伝統茶院で出た餅菓子と同じです。
伝統茶院に卸してるんですね。
餅菓子1個 1000~1500ウォンなり。
甘さ控えめです。
日本に持って帰って硬くなったら、
少しレンジにかけると柔らかくなりますよ。
今回の旅のミッション その11
屋台で焼き栗を買う
やきぐり、やきぐり、ありました。
これがほんとの石焼き栗。
石の上で焼いてます。
自然の甘さで、ほんのりあったか。
道々、皮を剥きながら。
1袋3000ウォンなり。
今回の旅のミッション その12
JUMP公演を見る
お土産屋さんを覘きながら仁寺洞の
メインストリートを下ると、鍾路(チョンノ)に出ます。
ありました!JUMP劇場。
日本からソウルナビで予約しました。
R席 3400円なり。先払いです。
R席は50000ウォンとなっていたので、
いいレートです。
前から2列目の真ん中の席。とてもいい席でした。
ソウルナビでの予約、お勧めです。
公演は4時から。
まだ少し時間があるので鍾路の街を鍾ブラ。
ピアノ通りの露店でYはピアスを物色。
その横にポンデギ、ありました。
蚕のさなぎです。
日本でいったら蜂の子のような感じ。
たんぱく質たっぷりで栄養満点だそうですが、
ちょっと、食べる勇気がなかった。
午後3時半
そろそろ時間なので、JUMP劇場に戻りました。
地下の劇場に降りる階段の踊り場の壁画です。
JUMPのストーリーは、まんま吉本です。
しげぞうじいさん率いる家族の孫娘に恋人が現れ、
すったもんだ、といった感じ。
吉本との大きな違いは、アクロバティックな
東洋武術のパフォーマンスで魅せてくれること。
最初から最後まで、お客さんを楽しませることに
徹底しています。すっごく面白かった。お勧めです。
公演終了後、出演者がパンフレットに
サインしてくれます。写真撮影もOK。
パンフレット 5000ウォンなり。
午後6時、
そろそろ日も暮れて。
今回の旅のミッション その13
燈祭りを見る
JUMP劇場から、歩いてすぐに
清渓川(チョンゲチョン)があります。
ちょうど、ランタン祭りをやっていました。
川沿いの遊歩道は、あふれるほどの人でいっぱい。
とても綺麗。
モチーフは、
韓国の昔話から、
現代の庶民の生活から、
歴史絵巻から、南大門の模型まで。
完成度が高くて、素晴らしい。
色彩と光の饗宴です。
ファンタスティック!
アーティスティック!
夜間だけ、そして17日間だけの、
幻想的なアートフェスティバル。
見ることができてほんとにラッキーでした。
今回の旅のミッション その14
キムシドマで晩御飯
今日は、健脚コースです。
清渓川から光化門(クァンファムン)のライトアップを眺めながら景福宮駅まで歩きました。
そしてコネストの地図を頼りに、キムシドマを探します。
暗い通りを歩きながら、すこし不安になりました。
ここでまたYが、あった!あそこ!と叫びました。
ハングルの看板が読めるYってすごい!
オフィスビルの地下にあるお店に着いても、まだ不安な母。
入口は木の引き戸になっていて、お店の中は見えません。
そして扉には、なにやらハングル語が・・・。
「ほんとに、キムシドマって書いてある?」
再度Yに確認する母。
間違いないようです。
母が戸惑っていると、Yが扉を開けてくれました。
お店の中は板ばりの床にテーブルがあり、腰を下ろして食べるスタイル。
韓国人のおじさんグループ、家族連れ、サラリーマン、カップル、そして日本人観光客らしき人が数組。
午後6時半、土曜日の夜、賑わっていました。
席は空いていたので、すぐに通してもらえました。
実は昨日の夜、ホテルのフロントでキムシドマの予約を頼みました。
ホテルのボーイさんが電話をしてくれたのですが、なにやら電話口で少し口論に。
電話を切ったあと、「2人なら予約はいらない、と言ってますよ。」とボーイさん。
ほんとに大丈夫なんだろうかと心配していました。
ここは「美しき日々」でソンジェ役をやった、リュ・シウォンの叔母さまのお店です。
化学調味料を一切使わない、辛くない繊細な
韓国家庭料理が食べられるお店。
ソウルに来たら、ぜひ行ってみたかったお店です。
リュ・シウォンの好きなものばかりという、
Aコースを注文しました。
コース料理の最初は、
宮廷トッポギ
野菜たっぷりの辛くないトッポギ。
優しくてヘルシーな味です。
もちろんキムチ2種はサービスです。
2品目
トマムノ
茹でタコのお刺身
やわらかでした。
3品目
トマスユ
豚の五枚肉を茹でたもの
脂身が多い部位なのに、
不思議と脂っぽくなくてあっさり。
柔らかくてとてもおいしい豚でした。
特製だれとよくあいます。
4品目
ピンデット
小麦粉ではなく、大豆の粉で焼いたお好み焼き。
表面がカリッと焼けて香ばしい。
これはマッコリがほしくなる味です。
つけダレも辛くなくて、ほんとに美味しい。
マッコリのいちばん小さいの、
3000ウォンを1つ注文しました。
金属製の小どんぶりになみなみと入って出てきました。
そして、お店のお姉さんが親切に、
空の器を1つ持ってきてくれました。
Yと2人で仲良くわけっこ。
かんぱ~い!お疲れ様!
このマッコリ、甘ったるくなくて、爽やかな飲み口。
とっても美味しい。
Yもおいしい!と飲み干しました。
Yはもしかして、酒豪の血をひいてる?
5品目
カルグクス
コース料理の最後の品。
この麺は絶品です。
魚のだしのスープが薄味ですが、
うまみたっぷりでとても上品な味。
スープを全部、飲み干してしまいたくなる味です。
半分ほど食べたところに、小さな蓋つきの陶製の
壷を持ったおじさまが現れました。
「ちょっと待って。」と日本語で。
そして、壷の中のネギの入った醤油だれを2さじ3さじ、入れてくれました。
このたれを入れたら、さらに味に深みが増しました。
う~ん!美味です。うなってしまうほど。
あのおじさま、キムさんのご主人だったのかな?
キムシドマ、
キムさんのおうちで、家庭料理でもてなしてもらってる雰囲気になれる素敵なお店です。
家庭料理らしく、気取ったものはありませんが、
どの料理も細かいところで手を抜いていない本物の味がしました。
Aコース 30000ウォン
マッコリ 3000ウォン
2人で合計、63000ウォンなり。
マシッソョ!(おいしい!)
おいしい夕食の後は、景福宮の駅から地下鉄に乗り明洞へ。
景福宮は3号線なので、忠武路(チュンムロ)で4号線に乗り換えです。
明洞のSPAOのビルへ。
韓国で人気の、
韓国版ファストファッションです。
イメージモデルは、スーパージュニアと少女時代。
このビルの4階に、K-POPコーナーがあります。
Yが、写真に見とれている間に、
母は、4階のビルの窓から明洞の夜の街を眺めていました。
夜の8時40分。
もうすぐ9時になろうというのに、
明洞の通りは、まっすぐに歩けないほど
人であふれています。そして、
この通りの向こうに、素敵な出会いが待っていた。
今回の旅のミッション その15
スーパーマーケットでヨンニーに会う
ソウルに旅立つ前に親友のTちゃんから、
明洞に行ったらヨンニーに会ってきてと、
頼まれていました。
ミッション インポッシブル!!
スーパーマーケットは、明洞にある若者に人気のセレクトショップ。
そこの店員さんのヨンニーと親友のTちゃんが旅行の時に親しくなり、写真と手紙を預かっていました。
人ごみをかきわけながらお店を探します。
たぶん、この辺りにあるはず。
ありました。スーパーマーケット!
お店の奥に、黒いドレスを着た女の子が立っていました。
名前も聞かなかったけれど、
なぜだか、彼女がヨンニーだとわかってしまったのです。
写真を持ったYがヨンニーに向かって歩くと、
そこに、ひとすじの道ができたようにすいこまれました。
不思議なことってほんとうにあるんです。
彼女は、「どうしてこの写真だけで、私ってわかったんですか~!」と、
舌足らずな日本語で話してくれました。
「さっきまで食事に行っていて、今もどったところなんです。」
「どきどきしました。」 とてもかわいい人。
私達が会いに行ったこと、ほんとうに喜んでくれました。
ミッション ポッシブル!
今日は、日韓親善大使となった日。
これも素敵な旅の思い出になりました。
その後は夜の11時過ぎに明洞のお店が閉まるまで、お買い物を楽しみました。
掘り出し物は、H&Mで見つけたサウスパークのクリスマストランクス。
これは、ジャッキーとたまへいが大喜びすること間違いなし。